中国気象局による気象情報サイト「中国天気網」が1月2日、「2017年都市天気ランキング」を発表し、気温の高い「かまどランキング」で重慶市が、低い「氷窟ランキング」で黒龍江省ハルビン市がそれぞれ1位となった。ランキングは17年1月1日から12月20日までの全国36都市の気象データをもとに作成された。
高温総合指数にもとづく「かまどランキング」では重慶市、浙江省杭州市、福建省福州市、陝西省西安市が順に1位から4位となり、17年の“4大かまど”となった。またマイナス10℃以下の日数の多さによる「氷窟ランキング」では、98日で2年連続1位のハルビン市から順に吉林省長春市、内モンゴル自治区フフホト市、遼寧省瀋陽市と続いた。
湿度と気温の高さを総合する「サウナランキング」では、昨年1位の広東省広州市を2 位に抑え広西チワン族自治区南寧市が1位に。湿度と気温の低さを見る「湿冷ランキング」では貴州省貴陽市、新疆ウイグル自治区ウルムチ市、湖南省長沙市、四川省成都市の順となった。平均日照時間による「日光ランキング」は、1日平均8.3時間のチベット自治区ラサ市が1位。寧夏回族自治区銀川市、長春市、フフホト市が続いた。
また、空気質指数(AQI)が「優良」の日数による「洗肺ランキング」では、雲南省昆明市が354日でトップ。続く福建省廈門市、海南省海口市、福州市ほか6位までが350日以上で僅差となった。風力階級4級以上となった日数による「強風ランキング」では、フフホト市が180日で、2 位の山東省青島市以降を大きく引き離した。
ほか降水量では広州市が、降雪日数ではウルムチ市が1位となった。【中国天気網 1月2日 転載】



