浙江省杭州市で9月27日、メリディアン系列として同市初となるホテル「ル・メリディアン ホテル&リゾーツ杭州滨江」(杭州滨江世融艾美酒店)の開業式典が行われた。ホテルは28日にオープン。メリディアン系列のホテルは近年、中国でオープンが相次いでおり、これが国内16軒目となる。

ホテル外観イメージ図
式典では、メリディアンホテルが属するマリオットグループ中国地区総監、李雨生氏が登壇し「杭州最初のメリディアンホテルとして、世界からの旅行客が快適に杭州を楽しむための一助となれることを、とても嬉しく思う」と挨拶。「常に新たな文化を求め続けてきたメリディアンというブランドを通し、ホテル発祥のフランスと、(杭州の景勝地である)西湖の文化を融合させ、宿泊客に新たな体験を提供したい」と意気込んだ。



钱塘江そばの繁華街に建つホテルは199の客室を備え、全ての客室には高速WiFi、55インチ大型テレビ、ジェットバスなどが設置されている。ベッドの寝心地の良さもこれまでの系列ホテルで実証済みだ。
デザインコンセプトは「Largest Canvas」で、江南地方の園林をテーマとしながらも色数を抑えたシンプルかつモダンな内装が特徴。人間にとって機能的であることを貫きながら、アートと自然が体験できることを目指したという。
また「Le Méridien Hub」と名付けられたロビーでは、楽団「Nouvelle Vague」が常駐し、パリの伝統音楽にボサノバの要素を加えた楽曲を演奏している。著名画家による絵画、専属バリスタによるコーヒーの香りも漂い、優雅な気分が味わえる。もちろん杭州の名物「龍井茶」も提供。その龍井茶と茶畑周辺の自然からインスパイアされたというアート作品「Ai Mei · Midsummer」も並ぶとか。

グルメ関係では、アジア料理をメインとする「新食谱」、広東料理の「乐美」などレストラン3店がホテル内にオープン。ロビーの「北纬30」は、昼はコーヒーやティー、夜はオリジナルカクテルを提供する。
施設面ではジム、プールのほか、キッズエリア、シミュレーションゴルフルームから絵画室まで備え、幅広い世代の趣向に応えた。また1300㎡の多機能会議室と750㎡のパーティールームで、ビジネスフォーラムから結婚式にまで対応。大型プロジェクターなどの視聴覚設備も完備している。



[ル・メリディアン ホテル&リゾーツ杭州滨江]
住所:浙江省杭州市滨江区江南大道4756号
電話:0571-8837-0777
サイト:www.lemeridienhangzhou.com



