顔認証を中心とするAIソリューション開発企業SenseTimeは3月5日、香港中文大学のエンジニアリング教授陣との間で、香港地区におけるAI人材教育に関して、3年間の協力協定を締結した、と発表した。
AIは視覚、スピーチ認識、意思決定、機械翻訳、自動運転などの広範な領域をカバーする技術だが、人工知能の働きを通じて人間の知能の働きを探求するところに本質的な意義がある。
今回の提携では若年層を対象に、AI研究の強化にとどまらず、その限界やリスクも熟知した上で倫理規範にかなったAIの利用姿勢(AIリテラシー)の育成も目指す。また、その延長線上に、研究開発面での連携も視野に入れている。

↑ AIの人材育成に向けて、SenseTimeと香港中文大学が提携(写真は顔認証技術のイメージ、SenseTimeの公式サイトより)



