EV用充電グリッドの建設などを手掛ける青島特来電は4月4日、広州汽車グループの新エネルギー車開発メーカー広汽新能源汽車と、新エネ車向け充電インフラの整備強化で戦略提携を結んだ、と発表した。
充電効率の向上など技術開発に加え、オンライン・プラットフォームの構築、充電モジュールの開発、対車両救援車サービス、ソーラー・バッテリーの開発製造、新エネルギー・マイクログリッド(※)の構築など、広範な分野で両社のリソースを組み合わせ、新エネルギーの都市交通の環境整備を推進する。
将来的に、特来電は広汽新能源のユーザー向けに全国に20万台の充電スタンドを建設するとともに、オンライン・プラットフォームを通じて充電時のビッグデータを収集・共有して、充電時のトラブル対策や充電効率の向上に取り組んでいく。
※マイクログリッド:既存の大型発電所からの送電に頼らず、エネルギーの供給・消費をおこなうネットワーク

↑ 新エネルギー車の充電インフラの整備強化に向け、特来電と広汽新能源が提携(画像は青島特来電のニュースリリースより)



