乳製品開発メーカーの内蒙古伊利実業集団は5月22~24日に杭州で開かれた中国食品科学技術学会主催の益生菌および健康国際フォーラムにおいて、同社が自主開発したビフィズス菌BL-99を発表した。
益生菌とは、摂取することで健康に寄与すると期待されている菌類のこと。中国では益生菌市場が年平均15%成長をつづけており、2022年には896億元に拡大すると見込まれている。この分野における中国の研究開発や利用は、先進諸国ほどには進んでおらず、国産化の取り組みが重ねられてきた。
同社は8年前からビフィズス菌の研究に取り組んでおり、欧州に立地しているイノベーション・センターが開発に成功した。6月末に発売するヨーグルトに採用していく。

↑杭州での国際フォーラムで発表した(写真は伊利のニュースリリースより)



