
新年明けましておめでとうございます!と言っても、もう間も無く春節ですね。この時期、切花ではお花の咲く枝物がよく出回ってきますので、今回いくつかご紹介します。
ロウバイ(蝋梅):お正月前からよく見かけ、香りでも季節を感じさせてくれる枝物です。中国では、ウメ、スイセン、ツバキとともに、「雪中の四花」として尊ばれています。
スモモ(李):日本で切花としてはあまり馴染みがないですが、12月頃から割と見かけます。細い枝に可愛らしい白やピンクの小さいお花が密集して咲きます。
ウメ(梅):寒さの厳しい時期に他の花より先駆けて凛々しく咲く様から、強靭な精神、孤高・高潔を表す花として中国で愛され、春節の縁起物として好まれています。
レンギョウ(連翹):明るい黄色の花で、花持ちがとても良いことから春節で好まれています。流通されるものの多くは西洋で品種改良された真っ直ぐな枝の輸入品です。
ボケ(木瓜):赤や白、ピンク色の花があり、こちらも花持ちがとても良いです。日本語で漢字にすると「木瓜」なので、中国ではパパイヤの意味になってしまいますが、中国語では「海棠花」と言います。
ちなみに今回紹介した枝物はいずれも中国原産で、薬や観賞用として日本に渡来してきました。

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