Career Cafe Connect(以下CCC)は9月、「駐在員パートナーのキャリアを応援したい」という想いを共有するJTB北京様と協働し、パナソニック様のご協力のもと「大人の社会見学 in 北京・松下記念館」を開催しました。
経営トップが語る「人を育てる力」
当日は、パナソニックホールディングス株式会社 代表取締役副社長・グループ中国・北東アジア総代表 本間哲朗様が中国事業の展望について語られました。参加者の質問に丁寧に答えてくださる誠実さも印象に残りました。性別ではなく能力に基づいて優秀な女性を積極的に登用しているという具体的な事例が紹介され、深く頷く参加者の姿が見られました。女性の社会進出を応援する経営トップからのメッセージに、参加者一人一人が勇気をもらえた瞬間でした。
企業人事が語る「迷った経験も強みに」
当日のパネルディスカッションでは、パナソニック人事部の金子宏様が登壇。また、後日インタビューでも温かいメッセージをくださいました。
「新しい環境でこれまでのキャリアやこれからの道を考えるのは、とても自然なことです。立ち止まって悩む時間も、次に進むための大切なステップ。異文化での生活、言葉、人との出会いは他では得られない貴重な経験です。それは再びキャリアを歩み出すとき、きっとあなたの強みとして輝きます」
「焦らず、自分のペースで“やってみたいこと” “挑戦したいこと”を探してください。今日の小さな一歩が未来につながります。模索した時間そのものが、キャリアの一部ですから」
共催企業が語る「つなぐ、つくる」想い
JTB北京 総経理代理・遠藤直美様は、CCCの理念に強く共感し、本企画を共催してくださりました。
「CCCの活動は、単なる女性の社会進出支援ではなく、“人生をより良く生きるとは何か”を問いかけるものだと感じました」
「登壇者および参加者の皆様の間には、終始、熱意と真剣さが漲っていました。特に印象的だったのは、参加者の皆様からの質問の質の高さです。表面的な質問ではなく、本質を突く鋭い問いが次々と寄せられました。深い対話を通じ、企業見学を超えて、参加者全員が“より良く生き、働くこと”を共に考える、密度の高い学びの場が生まれたことが印象的でした。今後も『つなぐ』『つくる』の精神で、価値ある企画を生み出していきたいです」
CCCは企業とキャリアの可能性を広げます
今回の運営を担ったのは、自身も駐在員パートナーであるCCCのボランティアスタッフです。悩みながらも前を向き、誰かのために行動することで、自分自身の可能性をも広げる。それが私たちの活動の本質です。
北京で生まれた学びと共感は、上海をはじめ、世界中で暮らす駐在員パートナーにも通じるものです。これからもCCCは、企業と共に「海外経験を資産にする」取り組みを続けていきます。
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