上海市民の51%がインターネット通販の利用経験があり、利用者の65%が月収5000元以下…上海市統計局がこのほど行ったネット通販に関する電話アンケート調査で、こんな結果が明らかとなった。1カ月の平均消費金額については62%が500元以下とした一方、5.7%は2500元以上と答えている。
調査は、統計局で社会状況、民意調査などを担当する「社情民意調査中心」が上海市民への電話アンケートの形で実施し、751人より回答を得た。
ネット通販で物を買ったことがあるかという質問については、半数強の384人が「ある」と回答し、うち女性が約6割を占めた。さらに月収については、約65%が「5000元以下」とし、「5000元から1万元」が21.6%、「1万元以上」が7.8%だった。
1カ月の平均利用額については、「100 元以下」が24.2 %、「100元から500元」が38%で、あわせて6割強を占めた。ほか「500元から1000元」が18.2%、「1000元から2500元」が13.8 %、「2500元以上」も5.7%いた。
ネットショップの信用度については、56.8%が「ショップごとの差が激しい」と回答。「あまり差がない」とした43%は、実店舗とネット店舗の信用度についても、43%が「変わらない」としながらも、33%は「実店舗のほうが信用できる」としている。
【労働報 3月14日】

