春節に帰省する人の過半数が、資金面で不安を感じ、8割は、自分の月給を超える出費を強いられていることがこのほど、華南エリアの夕刊紙「羊城晩報」がインターネット上で行なったアンケートで明らかとなった。「金のあるなしに関わらず、正月は実家で過ごす」とは昔からよく言われている言葉だが、現実はなかなか厳しいようだ。
アンケートは、同紙ウェブサイト「金羊网」にて行なわれ、611人から回答を得た。うち7 割が春節に帰省すると答えたが、心配事は何かとの質問には、過半数が「金銭的に厳しい」と回答。具体的な出費額については、「2000元から1万元の間」が59%を占め、「2000元以下」が25%、「1万元以上」が17%だったが、収入との比較では、約8 割が「月給を超える額を使う」とし、15%は「給料半年分が消える」と答えている。用途は往復交通費、お年玉、友人との飲食費など。
また、帰省の目的については、38%が「両親に会うこと」とし、帰省時の予定は、32%が「実家でのんびり過ごす」と答えた。
帰省しないと回答した人の理由は「お金がかかる」(25%)、「残業」(8%)、「見合い話のプレッシャー」(4%) など。「両親が来る」という回答も8%あった。
【羊城晩報 1月16日】

