職人技が光る寿司店「武一(ぶいち)」が、7月1日、仙霞路にオープンした。この道45年という、米国、英国、シンガポール、エジプトなど世界7カ国の5ツ星ホテルや日本料理店での経験を持つ店主の森満さんが腕を振るう江戸前寿司と、季節の素材を使った創作料理が堪能できる。
コースは600元から。このほか料理長おまかせ寿司350元と単品メニューを用意する。食材は日本や中国各地から取り寄せた新鮮なものを使用。一本筋の通った絶品寿司を味わうことができ、カウンター越しの店主との粋な会話を楽しみながらの食事は、箸もすすむ。
足を踏み入れると、カウンター9席、6人掛けのテーブル席がひとつのこぢんまりとした店内が目に飛び込んでくる。お値段的にも高級志向ではあるが、店内はアットホームで気取らない雰囲気。店主の人柄もあって、早くも足繁く通う常連客でにぎわっている。
寿司や料理に合う日本酒や焼酎、ワインも充実した品ぞろえ。中でも森さんの海外での経験が存分に生かされた、ワインにピッタリな創作料理も提供しているので、ワイン好きはぜひお試しあれ。なお、席に限りがあるので、予約を忘れずに。
寿司はカウンター席でいただきたい
「 牡丹エビの塩辛」(98 元)

「 トマトの甘酢しょうが和え」(100 元)は夏らしい一品



