
毎日食べたいおばんざい
知る人ぞ知る和食の名店が移転オープン
上海で愛されて8年、おばんざいの人気店「ころり」本店が12月末、古羊路に移転オープンした。浦東の2号店に、系列店の「てとて」「おぶう」も含め、日本人ファン多数の和食の名店。特徴だったアットホームな雰囲気はそのままに、駅からのアクセスが良くタクシーもつかまりやすくなったと好評だとか。
代名詞でもあるおばんざいは、野菜やきのこなど旬の食材をふんだんに使った毎日でも食べられる優しい“おふくろの味”。人気のワケは、「飽きないように」とオーナーが日々工夫を加えるラインナップだ。現在は、雲南省から取り寄せたまいたけを使用した「まいたけフェア」を実施中。昨今免疫効果が注目されていることから、風邪予防を期待してという。まさにおふくろのような、心憎いまでの気遣いだ。
鯛やタコなどその日仕入れた魚の切り身をたっぷりのせた、手作りの和風ドレッシングでいただく「お刺身サラダ」(小38元、大52元)といったヘルシーなメニューのほか、「和牛の刺身ぜいたく雲丹のせ」(88元)など“肉派”も満足なおつまみもアリ。
20種ほど揃えるワインは1本200元からとリーズナブル。塩、ガーリックで味付けた「タコとジャガイモのアヒュージョ」(48元)などの洋風メニューと楽しみたい。
3月7日までの夜9時から10時半までは、45元で生ビール、ハイボール、カクテル、ソフトドリンクが飲み放題となる特別企画も実施予定なので、ぜひ訪れてみよう。

「和牛の刺身ぜいたく雲丹のせ」は黒毛牛を使用

バジルを添えた「タコとじゃがいものアヒージョ」

デートにも使える、居心地の良い空間。個室は4室

【ころり】
住所:閔行区古羊路441号2階
電話:021-6222-6337
営業:17:30~LO23:00
席数:45席
休日:17日から23日まで春節休み

