野生動物園で4月18日一般公開
上海野生動物園にホワイトデーの3月14日、2頭のメスのアジアゾウがやってきた。年齢はどちらも6歳前後。活発で賢く、ハーモニカが吹けるほか、バスケットボールやサッカーもできる文武両道な“美人姉妹”だ。
2頭は園内の検疫エリアで30日間過ごした後、4月18日に開催のイベント「動物エリート会」にて、一般公開される予定。同園が飼育するアジアゾウは計12頭となり、華東地区最大のゾウの“集合地帯”となっている。
アジアゾウはアフリカゾウに次ぎ、現存する陸生動物の中で2番目に体型が大きい。一般的に身長は約2m90cm、体重は6tにも達する。雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州や南アジア、東南アジアの一部のエリアに分布。
ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)で商取引が禁止されており、中国国家一級重点保護野生動物でもある。アジアゾウを含め、国内に生息する野生のゾウはわずか300頭余りとなっている。【東方網3月17日転載】

