交通部、20年までの実現目指す
全国各都市の交通カードが、2020年までに統一され、カード1枚でどこの街の公共交通機関でも利用できるようになりそうだ。交通部が5月5日、これら計画を盛り込んだ「交通一卡通互聯互通」構想を発表した。
構想ではまず、北京市を中心とした京津冀経済圏、長江デルタ地域、広東省広州市を中心とした珠江デルタ地域で交通カードの統一を実施。都市内の公共交通機関だけでなく、高速鉄道、長距離バス、レンタサイクルや駐車場などより広い用途での利用を目指す。
現在でも、上海市で流通している交通カードは一部地域で利用可能。紫色のカードは江蘇省太倉市、宣興市、常熟市、昆山市、江陰市、無錫市、南通市、浙江省寧波市、金華市、紹興市、湖州市、台州市など16 都市で使える。
緑色、黄色、赤色のカードは江蘇省の蘇州市、常熟、昆山、無錫のほか、安徽省の阜陽市、淮南市、浙江省杭州市などで使用可能とされている。【文匯報】
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