赤、青、緑といった原色を多用しながら居心地が良いのは、インテリアにもスタッフの接客にも上品さが漂うせいか。浦東のランドマーク内で営業する中華レストランの「愛玲」は、ゴージャスな店内で上海料理を中心に多彩な味わいを提供している。
用意される料理は盛り付けも味付けも「洗練」の一言。シンプルな見た目ながら口に運ぶと想定外の深い味わいで驚かせてくれる。
例えば体長10センチほどの「梅子魚」を揚げた老上海熏魚(85元)。サクッと仕上がった魚は頭からまるごといただけ香りの良いしょう油系ソースとの相性も抜群、箸が止まらない。特別な夜に訪ねるなら、鹽燒一品富貴鶏(258元)はマストオーダー。鶏一羽を土でまるまる包んで蒸し焼きにした伝統料理の現代版で、塩で包んで焼くのが特徴。食べる直前に固く焼けた塩をハンマーで叩いて割るシーンには、シャンパンを1本開けるようなスペシャル感がある。
なお、お酒に関してはバーテンダーがテーブル横まで出張してカクテルを作るサービスも実施中。こちらもぜひお試しを。

蘇州名物の鬼蓮の実などを炒めた甜豆太湖鶏頭米(158元)

ビビッドな色使いが印象的、上質感たっぷりの内装

作る時に炎が立ち昇るカクテル、C’mon Eileen(88元)

鹽燒一品富貴鶏は予約時に焼きあがり時間指定もスマート

【愛玲】
住所:浦東新区世紀大道100号 上海環球金融中心3階
電話:5757-7717
時間:11:30~翌1:00(金土~翌2:00)
価格:ランチ150元、ディナー350元
座席:150席
※10%のサービス料別途



