80%以上の食材を本場雲南省から空輸、本格的な雲南料理の五大菜系「宴席菜」「民族菜」「家常菜」「茶菜」「素食」を網羅する多彩なメニューが自慢の「彩泥」が1月16日、金橋国際広場に新店をオープン。上海3店目となる同店舗のテーマは“孔雀”。同省に多く生息する孔雀のはく製が十数匹も飾られた煌びやかな店内で、料理と共に伝統音楽の生演奏も楽しむことができる。
訪れた際に味わうべきは、クロダイに似た外観と触感の良さで知られる淡水魚ティラピアと、野生動植物の宝庫と言われるシーサンパンナ地方のバニラを使用した「泰家焼羅非魚」(58元、会員価格52元)。開いたティラピアを塩漬けにし、天日干し。再び数種類のバニラを加えて漬け込むというこだわりの品だ。漬け時間や食べる際の炙り加減などにも細かく目を配り、魚の身から水分と旨味が抜けないように仕上げたという職人技が光る。
他にも、パリパリの鶏皮と肉汁あふれる柔らかな身をスパイシーな特製ダレでいただく「十満香焼鶏」(56元、会員価格52元)や、タピオカ入りの濃厚ココナッツミルクに香ばしく焼いたパンを浸して楽しむ「帕魯噠」(22元、会員価格18元)などがおすすめ。
食、自然、音楽と、特色豊かな“雲南”を気軽に満喫できる同店に、一度足を運んでみては。

本物の孔雀がお出迎え。色鮮やかな民族衣装の制服にも注目

雲南料理の代表格、「焼羅非魚」を匠の味で

漂う香りも存分に楽しみたい「十満香焼鶏」

ミャンマー人青年とタイ族女性の純愛話から生まれたというデザート「帕魯噠」

[彩泥 雲南菜―孔雀餐庁]
浦東新区張楊路3611弄金橋国際広場8座B1-3-40
021-5032-0207
11:00~14:00、17:00~21:00
47席



