
Whenever BizCHINA 1月号 航続性能が自慢-無人航空機開発メーカーを直撃取材

北京カンケンテクノ
総経理 今村浩一氏
排ガス処理装置メーカーの北京カンケンテクノは9月、平湖経済開発区内で新工場を稼動させた。中国で大型案件の受注をはじめ需要が増大していることを受け、現地生産体制を強化する。現在は分公司だが5年以内に法人化する計画で、マザー工場化も目指しており、カンケンテクノ・グループの中国事業の要を担う拠点となる。2016年1月の改正大気汚染防止法の施行で、VOC(揮発性有機化合物)対策が重点項目に位置づけられるなど、中国の環境汚染対策も進歩しており、今後の成長市場として注目も集まっている。今村浩一総経理に話を聞いた。

急拡大する無人航空機市場
米ミズーリ州でも活躍
南昌白龍馬航空科技の開発機
日中欧米など各国でUAV(Unmanned Aerial Vehicle=無人航空機。ドローンとも呼ばれる)の運航ルール制定が進んでいる。技術の進歩により供給・需要ともに急拡大し、民間航空産業の新たな成長分野を形成しつつあるUAV。中国産業界からも開発メーカーが続々と現れ、しのぎを削る。南昌白龍馬航空科技もその一社だ。全国2万㎢以上をカバーする測量やパトロール実績のほか、米国の農業分野からも連続受注している。
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