中国中央テレビ局(CCTV)の春節年越し特別番組がこのほど、オフィシャル微博にて今回の番組マスコットキャラクター「康康」のイラストを発表した。康康は申年にあわせ水墨画調で描かれた猿。生き生きとした表情が特徴で、インターネット上ではすでに一般ユーザーによる二次創作作品が多数発表される人気ぶりだ。しかし同時に公開された3D版に対しては、「泣きたいほど不細工」「怖くてびっくり」との声が上がっている。
康康は、国家一級美術師で清華大学美術学院教授の韓美林氏が制作した。氏は北京オリンピックのオフィシャルキャラクターで、パンダがベースの「福娃」の制作者の一人。3D版で「肉腫」のように膨れた康康の両頬について、「食べる時に頬が膨らんでいる様子を描いた。 握った拳ではない」と説明、さらに「自分は一匹の猿の頭部正面のみデザインした。3Dデザイン案は見たことがない」と語っている。
同番組は昨年、羊年にあわせ羊をベースにしたマス コット「陽陽」を設定した。放送に登場した3D版の陽陽はモーションキャプチャー技術を使用したダイナミック な動きで聴衆とリアルタイムでやり取り、話題の的となった。【解放日報1月25日 転載】



