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北京汽車は10月30日、上海汽車の孫会社で自動車の内装・外装デザインなどを手がける延鋒汽車飾件系統と、自動運転車のインテリア分野の研究開発などに関して戦略提携を結んだと発表した。
延鋒は内装・外装デザイン、シート、電子システム、安全装置などの開発メーカーで、30年以上にわたって500車種以上に製品を供給しており、中国内外に220以上の工場を展開している。
一方の北京汽車は17年初頭にラスベガスで開かれたCESで、運転システム、インターネットとの連携、シートを中心とする車内空間を三位一体でスマート化する戦略“NOVA-PLS”を発表している。既に百度、音声認識ソリューションを手がけるiFLYTEKなどとも提携して自動運転技術や音声操作システムなどの研究開発も進めており、今回の延鋒との提携は、各種システムを搭載した車内空間を開発することを目的としている。2021年ごろには運転手の操作が不要なレベル4の自動運転車の量産を目指す。

↑ スマート機器が搭載された車内空間の開発に連携する(画像はイメージ、北京汽車のHPより転載)



