点心をはじめとする上海ならではの味を洗練された雰囲気で楽しめる江南料理レストラン「Rose Shanghai」が7月9日、長寧路のショッピングモール「来福士広場」にオープンした。
自慢はオールド上海の味を取り入れた点心の数々。「蟹粉麻球」(55元/5 個)は、100 年前から上海で愛されてきた伝統のゴマ団子に蟹みそあんを入れた創作メニューだ。もち米団子と蟹みそが合わさった不思議な味わいは、ぜひ一度試しておきたい。
浙江省でよく食べられている漬物「梅干菜」を包んだ中華まん「梅干菜包」(21元/3 個)、青海苔とカシューナッツのパイ「腰果苔条酥」(21元/3 個)、食感にこだわったおやき「老上海葱油餅」(18元)も揃う。いずれも昔ながらの味わいを再現しながら、油を少な目にアレンジしており、重い中華料理が苦手な人にも食べやすい。
上海で食べられている野菊の一種「馬蘭頭」を使った「千層馬蘭菜」(35元)といった冷菜に、マコモダケをチキンスープと合わせた「鶏湯蝦干白絲」(59元)など、夏にぴったりのメニューもたくさん。日本人に人気のエビマヨにゴマとからしを効かせた「芥味芝麻蝦球」(88元)は大ぶりのエビが食べ出あり。
内装はゴールドがアクセントのアールデコスタイル。気分まで華やかに盛り上げてくれる。

おかずになるゴマ団子「蟹粉麻球」

日本人にもおなじみのローカルフードをヘルシーにアレンジした「老上海葱油餅」

「芥味芝麻蝦球」は季節の葉野菜と盛り付け

大きなペンダントライトがいくつも並ぶ店内

[Rose Shanghai]
住所:長寧区長寧路1139号来福士広場東区5階
電話:021-6299-0357
営業時間:10:00~22:00
席数:122席



