プラタナス並木、カフェ、ギャラリー、雑貨店…洒落た雰囲気が魅力の安福路に今年登場したカフェバー「醉東 ORIENTAL HOUSE」は、ビルの2階、無機質な扉の奥に広がる隠れ家的造りが気分を盛り上げてくれる。
自慢は、上海で人気の日本料理店に勤めていたシェフが作る創作料理。地獄の名を冠したヘルフライドチキン(189元)は、北京ダックの製法をヒントに考案したもの。トウモロコシを食べて育った地鶏を茹でた後一夜干しにし、カラリと揚げて提供する。しっとりとした肉に、パリパリの皮がたまらない。
ほかにも広東省仏山市のミルクプリン、双皮奶をフライにしたバッファローミルクロール(39元)、浙江省台州市のだしご飯をアレンジしたそぼろ黒米飯(36元)と、ユニークな料理が目白押し。中国各地の味を洗練されたスタイルでいただける。
ラズベリーピューレ入りのThe Orient(78元)ほか、カクテルはどれも「SNS映え」抜群。イタリア産のオーガニックワインと合わせて飲み比べて。

1日5皿限定のヘルフライドチキンは事前予約推奨

焼きビーフンが詰まったスプリングロール(30元)

スタイリッシュかつムードたっぷりの店内

バッファローミルクロールと黄魚の焼き餃子(88元)

薬味、豚油かす、だしを加えていただくそぼろ黒米飯
中華料理
[醉東 ORIENTAL HOUSE]
住所:徐匯区安福路308号2階
電話:021-5410-7178
営業時間:ランチ11:30~14:30(土日~15:00)、ディナー17:30~24:00(金土日~翌1:00)
予算:150~200元
席数:100席




