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EV開発メーカー康迪科技は6月13日、吉利ホールディングスとの合弁子会社康迪電動汽車集団が生産するEVを米国市場に投入する、と発表した。康迪はこれに先立ち、米国ダラスのオフロード車両パーツ販売会社Sportsman Country社を買収しており、Sportsman社のサポートを得ながら米国への輸出に乗り出す。
米国向けには、3月末に発表したSUV全球鷹EX3と5月に発表したK22の米国版を投入する。いずれも8月10日までに米国へと輸送し、Sportsmanが米国でのEV販売に必要な手続きなどを担う。
康迪科技は6月4日付でSportsman社との間でM&A契約を締結した。Sportsman社は2017~20年の間に累計1000万ドルの税引前利益を達成する計画を掲げており、17年にはそのうち102万ドルの利益を達成した。この先、18年に200万ドル、19年に300万ドル超、20年に400万ドル超の利益を計上する見込みで、康迪による買収はこの収益計画をベースに交わされている。全株式の買収総額は1000万ドルで、毎年達成した税引前利益額と同額を支払っていく方式だ。

↑康迪グループの新型SUV、EX3(康迪科技の公式サイトより)



