南京西路駅近くの人気居酒屋「真田食堂」2号店が、12月18日、中山公園駅隣の商業施設「玫瑰坊」内にオープンした。自身も調理場に立つ料理人歴約15年、上海を拠点に北海道の小樽で旅館も経営するオーナーの真田さんが采配を振るう。2号店は評判の北海道料理に、ワインに合わせたい西洋とのフュージョン料理も加えた。カウンター12席で、1人でふらりと寄れる雰囲気。2月末まで初来店客はドリンク1杯目が無料となる。
黒板塀に、看板、のれんの六文銭という外観がまず目を引く。玄関は茶室の「にじり口」を参考にした、かがんで入る背の低いもの。店内はダークトーンでまとめた内装と、明るさを抑えた照明の落ち着いた雰囲気。
「極旨三種盛」(68元)は小樽の旅館でも看板を張る料理。牛フィレ肉、フォワグラ、煮込み大根の照り焼きにピクルスを添える。同様にワインと相性抜群の「チーズ盛合わせ」(88元)は、イングランドの代表的なチーズ「チェダー」と「スティルトン」に、フランス産の熟成タイプ「コンテ」「リヴァロ」「ブリー」を1皿に。全て産地から空輸、なじみやすい味わいが特徴だ。
柔らかく味がしみたからあげ「ザンギ」(45元)、ふかしたジャガイモをつぶして砂糖しょうゆとバターで焼いた「いももち」(30元)、自家製キムチの「キムチチャーハン」(30元)といった本店の人気メニューもたくさん。

「極旨三種盛」はワインも日本酒も受け止める

日本人、中国人の舌にもなじむ欧州産チーズ

1日100食出る日もある人気の「ザンギ」

砦のようなたたずまいの店舗外観

[真田食堂中山公園店]
住所:長寧区長寧路890号玫瑰坊2階
電話:156-1810-3359(日本語可)
営業時間:17:30~24:30(ランチも開始予定)
席数:28席



