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海信は3月26日、同社のITソリューションによるサポートで、2018年内に中国国内に無人スーパー3000店の開設を目指すと発表した。小売業者などの無人店開設・経営を後押しする。
同社は2017年10月、フランスの流通小売大手Auchanとの提携で無人コンビニエンスストアAuchan Minuteを開設しており、そのノウハウの応用で無人店領域での事業拡大を図る。Auchan Minuteではモバイルを用いて、目安として1分程度で購入から決済を済ませる店づくりをおこなった。バックヤード業務の管理システムやモバイルによる店舗業務管理システム、セルフサービスでのPOSなど、ハードとソフト取り交ぜて12のシステムの設計、研究開発、生産、メンテナンス等を海信が担っている。
海信自身も無人店舗の開設ノウハウを蓄積し、今では必要なシステムを3時間以内に設置できるという。現在、全国30以上の省・市・自治区に無人店舗システムのインストール部隊を展開しており、1日に同時に15カ所以上で店舗開設作業を実施できる。

↑ フランスの小売大手と組んで開設した無人コンビニAuchan Minute(写真は海信のニュース・リリースより)



