BizCHINA 企業動向
港湾運営や海上輸送などを手掛ける国有大手・招商局集団は9月29日、傘下企業が手掛ける深圳蛇口地域を舞台とする海上クルーズに関して、開通1年間の利用客数が2万人を超えたと発表した。
深圳市都市計画委員会が9月7日付で発表した「深圳市海岸帯総合保護利用計画(2018-2035)」においても、沿海クルーズや海上の文化・生活体験は、地域活性化策に位置づけられている。
同クルーズは17年9月29日に開通した。深圳経済特区南西部の珠江河口にある合弁コンテナ埠頭SCT埠頭をターミナルに、深圳と香港地区を結ぶ深圳湾大橋までの湾内をめぐり、海上から深圳の景観を眺める。アフタヌーン・ティが振る舞われるほか、海賊ゲームなどを通じて海の歴史や文化を学ぶイベントなどが実施されることもある。開通から1年間で646便が運航され、延べ2万2735人が利用した。

↑ 深圳・蛇口海上クルーズの参加客が、開通1年で2万人を超えた(写真は招商局集団のニュースリリースより)

↑海から深圳を眺める(イメージ図、招商局集団のニュースリリースより)



