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ゲノム医療などを手がけるCapitalBio Genomicsは8月13日、広東省から「重大遺伝子疾患検査実験室」の建設を受託した、と発表した。
同社は北京のバイオ産業大手CapitalBioグループの一員で、2015年に東莞市で設立された。遺伝子配列検査、遺伝子組み換え、可溶性RNA(転移リボ核酸)や非翻訳領域などの生物情報の分析ソフトなどの研究開発を手掛けており、臨床領域での関連研究の支援などもおこなっている。現在、面積2000㎡の研究開発実験室、1600㎡の試剤生産ライン、900㎡の設備生産ラインを保有している。
建設を受託した実験室は、同社の技術に加えて著名な医療機関、研究機関などを投じて、先天的な障害や循環器系疾患、伝染性疾患など、重大な遺伝子疾患のスクリーニングに用いる製品の研究開発や改良などをおこなう。遺伝子検査技術や試剤などの研究開発もおこなう。

↑ CapitalBio Genomicsの研究開発室(同社ニュース・リリースより)



