深圳のコミュニケーション・ロボット開発メーカーUBTECHは10月8日、STEM(いわゆる理学・工学系人材)教育用に新型ロボットを市場投入した、と発表した。従来機種より大型化し、プログラムで動くパーツを増やして、STEM教材としての性能を強化した。
このロボットMeeBot2.0は、8歳児以上を対象としたプログラミング可能なSTEM教材。組み立ててプログラムすることでダンスも可能になる。
同社のベストセラー教材MeeBot1.0の後継機種で、1.0に比べて30%ほどサイズアップした。また、プログラミングによってLED製の目を動かしたり、同梱のカラーカードを追う動作を仕込むことができたりと、複数の新機能を追加している。
プログラムはGoogleが開発したBlocklyを使って入力する。Blocklyは、命令を書き込んだブロックをパズルピースのように組み合わせることでプログラムが成立していく、視覚的かつ直感的なシステム。
同ロボット教材キットは現在、米国およびカナダのアップル・ストアで独占提供している。

↑Blocklyでのプログラミングにより、カラーカードを追う動作を仕込んだりできる(写真はUBTECKのニュース・リリースより)



