自動運転貨物トラック開発メーカーの図森未来は7月16日、米国のトラック・メーカーNavistarと、レベル4の自動運転貨物トラックの共同研究開発で戦略提携を交わした、と発表した。2024年までに量産を開始する。
図森未来は2015年設立。米国サンディエゴに本社を置き、上海や北京にも拠点展開している。19年にはユニコーンとなった。現在、50台の自動運転貨物トラックを有しており、UPS、McLaneなど物流企業18社を顧客に、無人貨物トラック輸送サービスを展開している。21年には米国全土に輸送ネットワークを張り巡らす計画。
Navistarの提携に向けた協議は2018年にスタートしていた。現時点では量産に向けた生産計画を開始する段階にあるという。量産開始後は、ユーザーは北米およびメキシコに展開するNavistarの直営店やディーラーから車両を購入できる。
図森未来はこの提携と同時に、Navistarからの出資も獲得している。金額は明らかにしていない。

↑ 図森未来が、Navistarと無人貨物トラックの共同開発で提携(写真は図森未来のリリースより)



