湖北省武漢市で、1月23日から続いていた市外への移動を禁じる都市封鎖措置が4月8日午前0時に解除された。無感染者など一定の条件下で市外に出ることが許される。国内外の複数メディアが伝えている。
居住区ごとの外出制限は続いており、外出許可には健康状態の確認や職場復帰証明などの提示が求められる。湖北省政府は7日、必要のない限り武漢市や湖北省から出ないよう通知している。
国内メディアによると、武漢出発の鉄道利用客は再開初日の8日に5万5000人以上と見込まれている。武漢天河国際空港も国内線民間旅客便の運航を再開。搭乗手続きについては当面、自動チェックインやオンラインチェックインは利用不可としている。
同市では、新規感染者の減少に伴い、市内のバス、地下鉄、市外から市内に向かう交通を3月下旬から順次再開していた。



