DJIは6月3日、オーストラリアのニューサウスウェールズ大学と、エンジニアリング人材の育成を目的とした戦略パートナーシップ協定を締結した、と発表した。
奨学金、ロボット・コンテストへの参加、人材交流といった項目を含んでいる。同大学エンジニアリング学院に素行と学業に優秀で、ロボット・コンテストなどへの参加実績のある学生を対象とするDJI教育奨学金を設立するとともに、同社が創設した学生ロボット・コンテストのRoboMasterおよび関連イベントへの参加権を提供する。RoboMasterは同大学の本科生および研究生を戦略パートナーとして招待する。
DJIは先端技術と教育の結合に注力しており、2013年から毎年、夏と冬の大学休講時期にRoboMasterを開催しているほか、高校生向けや小中学生向けにもそれぞれロボット・コンテストを実施し、将来のエンジニアリング人材の養成に取り組んでいる。
今回の提携について同社教育部門責任者の高建荣氏は、大学教職員との緊密な協力により、オーストラリア屈指の技術教育機関の学生たちを同社の教育プログラムに引き入れていきたい、と語っている。

↑エンジニアリング人材の育成のため、オーストラリアの名門大学と提携した(写真はDJIのリリースより)



