細麺、超硬でオーダーした「豚骨王」。噛むとパツパツと切れる麺の歯切れの良さを感じられる。スープは適度に濃厚
広東省深圳市で複数展開する人気のラーメン店「麺屋猪一」の上海一号店が3月にオープンした。場所は軌道交通2、10号線虹橋火車站駅近くのショッピングエリア龍湖虹橋天街の一角。平日は開店時刻の午前11時半を過ぎると周囲で働くビジネスパーソンがこぞって来店。狭い店内はすぐに埋まり、店の外に空席待ちの人が溢れる。
店内はカウンターとテーブル席が2つほど。こぢんまりとした店内に麺が上がった時の掛け声が響く。ラーメンは豚骨ベースのスープで4種類。オーソドックスな「豚骨王」、ラー油ニンニク、唐辛子などを豚ひき肉に加えた肉団子が特徴の「焰王」、イカスミ、黒ゴマに秘伝の黒ダレを加えた「墨王」、バジル、オリーブオイル、多種の野菜を加えた「翠王」(各49元)の4種から選べる。
席に着いたらオーダーシートにラーメンの種類、麺の硬さやネギの有無などを丸つけして選択。細麺は「超硬」から「超軟」まで5段階、太麺(中太麺ほどの太さ)は「硬」と「普通」のどちらかを選ぶ。自家製のタレも辛さが「無し」から「5辛」まで表示されているが、辛党のために別途記入で「10辛」までオーダーできる仕組みになっている。替え玉(加面)は2回まで無料なので、硬さや太さを色々試してみても良いかも。
数多くの展示会やイベントが開催される国家会展中心にも近いので、催し物の前後に利用してみては。

緑色のスープが特徴の「翠王」

高菜や紅ショウガなどセルフトッピングもあり

平日昼間は席が空いたらすぐ埋まるので、並ぶのを覚悟した方が良いかも

