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【サークル拝見】小学生野球チーム 上海イーグルス 経験関係なし、どのポジションも多様な仲間との出会いも財産に

【サークル拝見】小学生野球チーム 上海イーグルス 経験関係なし、どのポジションも多様な仲間との出会いも財産に 漫步创媒Whenever上海
2023-04-17
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导读:小学生野球チーム 上海イーグルス 経験関係なし、どのポジションも多様な仲間との出会いも財産に

 


 よく晴れた日曜日の午前、グラウンドに子どもたちの元気な声が響く。ここは虹橋火車駅から北に約4kmほどの「启望老克勒足球公園」。本来はサッカーグラウンドだが、ベースを置き急造の野球グラウンドとして、3グループに分かれて野球の練習が行われていた。汗を流しているのは、今年で23年目の小学生野球チーム「上海イーグルス」所属の子どもたちだ。 

 監督を務めるのは、日系企業の駐在員として上海6年目となる島崎大さん。聞けばイーグルスは毎週土日の午前、このグラウンドで「1・2年生」「3・4年生」「5・6年生」の3グループに分かれ、一緒に練習している。保護者たちもコーチ役や連絡取りまとめ、予算管理など協力し、お互い助け合いながら子どもたちの成長を見守っている。 

 とはいえ雰囲気は非常にオープンで、間口の広さがモットー。土日の練習日のうち、少なくともどちらか出て欲しい、というスタンス。島崎さんは「まずは安全最優先。その上で経験関係なく始められて、ここ中国で家族が楽しい時間を過ごしてくれれば」と話す。事実、「1・2年生」は野球未経験といった子どもも多いため、ボール遊びのような感覚で各々投げて打って捕ってとはしゃぎまわっている。今日初めて来たという子も多い。 

 「3・4年生」「5・6年生」になると試合形式を含めた練習メニューが組まれるが、「皆が一通りどのポジションも経験するように考えている」と島崎さん。例えば飛びぬけてピッチングの上手い子がいたとしても、毎回その子だけがマウンドに立つことはない。練習の水準については「日本に帰って野球チームに入った時に苦労しないレベルには」というのを心掛けているそうだ。対外試合も月に1回ほど行っている。

監督の島崎さん。息子さんが1年生でイーグルスに加入し、今年で6年目
 部員の7、8割が日本人で、最近は野球に興味を持つ中国人家庭も増えているとか。学校生活だけでは出会わないような、多種多様な人と交流できるのも子どもの人格形成に役立っているよう。子どもがイーグルスに加入して1年2カ月、自身も連絡係を務める、主婦の関戸さんは「人見知りだった子が、社交的になりました」とうなずく。子どもが学校でクラスメートに誘われ、体験に来て楽しくて加入を決めた。「価値観や国籍が違う仲間と知り合い、言語が違っても交流しようとしたり」と、子どもの成長ぶりを明るく語ってくれた。 

 現在の部員数は28人。駐在員家族の帰国で毎年3割前後が抜けてしまうのが悩みだそう。野球を楽しむのはもちろん、交友関係が広がり、規律やコミュニケーションも学べる場として、まずは体験参加から始めてみてはいかがだろうか。問い合わせはメールまたはWeChatにて。


「 5・6年生」の練習。守備シフトも状況で変えるなど本格的

ベースランニングでは、走るチームメイトを皆で励ます姿が印象的

傍らのボードには当日の練習メニューが記されていた

綺麗に並べられた用具類

練習後の総括。選手が感想を語る一コマも


【少年野球 イーグルス】

[対象]小学1~6年生、中学生の姉妹チームあり
[活動場所・時間]虹橋エリアにて毎週土日午前練習。ほか遠征試合あり。
[メール]shanghai-eagles@outlook.jp


END









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