
看板メニューの「親親招牌牛肉」。白飯がたっぷり具材の下に詰まる
「親親長沙蓋碼飯」は昨年11月にオープンした、湖南省長沙市の料理をメインに提供するレストラン。同店は上海在住湖南省出身者の間でも評判だという米麺店「親親長沙米粉」のグループ店だ。「蓋碼飯」は丼料理を指す。
辛いことで有名な長沙料理ということで、身構えて食事に臨んだが、多くの上海人にも食べやすいようにと全体的に辛さは抑えめ。看板メニューの丼料理「親親招牌牛肉」(45元)はよく煮込まれた牛肉とジャガイモ、ニンジンに醤油ベースの甘ダレをかけた素朴な一品で、ご飯が進む。事前に辛さの調節ができる安心設計だ。
長沙市名物の臭豆腐「老長沙臭豆腐」(14元)ももちろんメニューにラインアップ。湖南人には「臭くなければ臭豆腐じゃない」と言われそうだが、独特の香りが苦手で食わず嫌いな人も多いのでは。同店の臭豆腐は口に入れるまでその香りさえも抑えた上海仕様になっており、非常に食べやすい。上に載る漬物と香菜の香り、豆腐の外側のカリカリ、中のふわふわ食感と香りを合わせた臭豆腐の魅力を初心者でもきっと楽しめるはず。香菜に関してもオーダー時に店員に一言付け加えれば無くすことも、別皿で出してもらうことも可能だ。
辛さ・香りが抑えめという、長沙料理ビギナーにとってハードルが低い同店を手始めに、魅惑の長沙料理の世界を覗いてみて。

「老長沙臭豆腐」は臭豆腐デビューにぴったり

酒粕に卵を合わせた体が温まるスープ「甜酒糍粑冲蛋」(15元)

軌道交通3、4、7号線鎮坪路駅前で見つけやすい立地
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