
様々な食べ方ができる「ひつまぶし」。中国人にはわさびが人気とか。日本酒とのマリアージュも楽しみたい
長寧区にある在住日本人にお馴染みの百貨店「上海髙島屋」の7階に、うなぎ料理専門店の「玄白」が4月17日、オープンした。福井県で人気のうなぎ店による初の上海店で、店名には若狭小浜藩出身で江戸時代の蘭学者、杉田玄白の名を冠している。
「日本のお店同様の本物の鰻の味を」との思いで素材の鮮度を追求、日本の専門店でも使用する活きうなぎを産地直送で仕入れる。焼き時間は店前看板やメニューにも掲載するように、注文を受けてから炭火でじっくり20分。タレは福井本店同様の味と品質を、本店でも長い経験を持つ伊東料理長が再現。うなぎのうま味を十分に蓄えたタレに継ぎ足して使用するなど、細部へのこだわりが伺える。
人気は「ひつまぶし」(190元)。伊東料理長曰く「鰻の持つ脂で揚げるようにじっくりと焼き上げた」香ばしいうなぎが、継ぎ足しのタレの香りとともに期待感をあおる。まずはそのまま、次は薬味、それから出汁を入れて、と様々な楽しみ方ができるのもひつまぶしの魅力の一つ。2、3人前の「おけまぶし」(488元)は家族、グループで食べるのにぴったり。ダイナミックな桶に入った「ひつまぶし」を心ゆくまで堪能しよう。
厳選した素材の味と、「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」と言われる職人の技術の高さの一端を感じたいなら「鰻重」(180元)で白焼きの選択もあり。

「鰻重」はタレと白焼を半分ずつにすることも可

注文後20分かけて炭焼きする伊東料理長

座席に畳を用いた掘りごたつの小上がり席も
営業時間:11:00〜14:00、17:00〜21:30(LO20:30、土日祝通し営業)
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