
国慶節は中国の婚礼シーズンの一つです。今回は日本の婚礼とは違うお花の部分をまとめてみました。
婚礼の車の装飾は日本ではまず見ないかと思います。昔中国では婚礼当日、新郎が綺麗に装飾した馬車で新婦を迎えに行っていました。その名残で主に車のボンネットに花の装飾をします。新婦を迎えた後は何箇所か写真スポットで撮影し、その後婚礼会場に向かいます。

宴会場は基本的に舞台とランウェイがあり、席は円卓です。日本のように高砂はなく、舞台に向かって左側に新郎のゲスト、右側に新婦のゲストが着席し、舞台とランウェイに一番近い左側の席が、新郎新婦と両親のメイン円卓となります。テーブル装花も日本のものよりも大きいですし、参加者も卓数も多めですので、初めて見る方は驚くかと! 全体的な色味は、少し昔までは赤が好まれていましたが、今は新郎新婦の好み次第で淡色系も多いです。

基本的に生花を使用しますが、どの装飾もどちらかというと細部よりもボリューム重視で、手に触れられない範囲のお花や予算以上に豪華に見せたい箇所は造花にすることが多いです。特に迎賓箇所の装飾は、新郎新婦と参列者が写真に収まる箇所ですので、背景の見栄えが重要です。
もし婚礼に参加する機会がありましたら注目してみてください!

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