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【華花話】今回のテーマ:牡丹

【華花話】今回のテーマ:牡丹 漫步创媒Whenever上海
2025-05-13
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导读:切花を扱う僕にとって5月は芍薬の季節です。とても華やかで、他のお花よりも存在感があります。

 切花を扱う僕にとって5月は芍薬の季節です。とても華やかで、他のお花よりも存在感があります。一方、似た花で主に園芸品種として扱われる牡丹は、中国では唐の時代からとても愛されており、「花の王者」として幸福や繁栄をもたらす縁起の良い花とされています。唐時代の詩人である刘禹锡の詩「賞牡丹」ではこのように詠まれています。

 
 庭前芍药妖无格,池上芙蕖净少情
 唯有牡丹真国色,花开时节动京城

 「庭に咲く芍薬は艶やかだけど風格がない、池に咲く蓮の花は清らかだけれど風情に欠ける。牡丹だけ、国の誇りを表す色がある。牡丹が咲く時節になると、都中が湧き立つ」
 個人的に言えば芍薬とハスがちょっとかわいそうな詠まれ方ですが、それほど当時の牡丹の華やかさが際立っていたのでしょうね。
 近年小説やドラマなどでも使われる牡丹を使った言葉として、こういう表現もあります。

 牡丹花下死,做鬼也风流

 山田による意訳「君が手に入るならば、たとえ死んでも構わない!」
 今はこの意訳よりもう少し軟派な感じで、男性から女性への言葉として使うようですが、元々は元時代の有名な女性演劇俳優の珠簾秀が《正宫醉西施》という曲の中で、離れている想い人を思って歌ったロマンチックな歌だったようです。




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