
現代アートが描く
「永遠の生命」
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先鋭的な現代アートを発信し続ける、日本のアートギャラリー「NANZUKA」が、浦東に新しい美術館「NANZUKA ART INSTITUTE」を11月にオープンさせました。場所は、軌道交通2号線の上海科技館駅から徒歩10分ほどの場所にできた新商業施設「花木時光里」内。今年開館したばかりの「上海博物館 東館」も隣接し、上海の新しい文化拠点としてこれから盛り上がっていきそうなエリアです。
美術館の杮落とし展覧会のタイトルは「ETERNAL LIFE」。日本語にすると「永遠の生命」というような感じでしょうか。人類が生命に対して描いてきた理想や業のようなものが、多彩な視点を通じて表現された展覧会です。
展示されているのは、日本のNANZUKAでなじみのあるアーティストだけでなく、中国アーティストの作品、さらには美術以外のアニメキャラやロボットの実物など。見どころはやはり、空山基とH・R・ギーガー。空山もギーガーも有名な商業デザインを手がけているので、作品を目にしたことがある人も意外と多いはず(空山はSONYの犬型愛玩ロボットの初代AIBO、ギーガーは映画『エイリアン』をデザインしています)。展示室には彼らの代表作と言える作品が展示されていますが……そこには特別な没入体験が待っています。
大きな展示空間を活用して様々なジャンルの作品を配置した自由度の高いキュレーションで、最後まで飽きさせることのない展覧会、是非行ってみて!

ETERNAL LIFE
NANZUKA ART INSTITUTE
期間:開催中〜12月29日10:00〜21:00(最終入場20:00)
住所:浦東新区楊高南路99弄1号花木時光里商業1区3階
料金:88元

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