WeChatなどにて上海のグルメ情報を発信する「Nomfluence」とのコラボ企画。Nomfluenceの記事からおすすめの一軒を紹介する。
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2007年創業の「南麓・浙里」は、外灘近くにある杭州料理の専門レストラン。2017年から6年連続でミシュラン1つ星を獲得している。
外灘一帯に広がる石造りの旧歴史建造物の中にあり、店内には重厚な家具が置かれ、古き良き上海を思わせるレトロな雰囲気。2階には個室もあり、大事な会食も落ち着いて食事ができる。
杭州の伝統料理の中で、「西湖酢魚」(298元)は、12世紀にさかのぼる杭州を代表する料理。蒸した魚に、黒酢と砂糖で調整した濃厚な甘酢あんをかけたもの。本来は鯉や鮒を使用するが、同店では自然な甘味と泥臭さがない高級淡水魚「松魚」を使うことで、魚料理が苦手な人でも食べやすい。エビと田ウナギの甘酢炒め「蝦爆鰻」(98元)もおすすめ。薄く衣をつけてカラッと揚げた田ウナギと甘酸っぱいタレはご飯とも相性抜群で、病みつきになる美味しさ。
絶対に外せないメニューは、豚バラ肉の煮込み「金牌扣肉」(198元)。豚肉料理の傑作ともいえる料理で、高度な包丁さばきを要する料理「功夫菜」の一つに数えられる。薄くスライスした豚肉をピラミッド型に成形し、豚肉の下には香りの良い高菜の漬物「梅干菜」が敷かれ、余分な油を吸い取り、芳醇で豊かな風味が生きている。小ぶりの中華蒸しパン「馒头」(36元)を追加で注文して、肉を挟んでも楽しいわ。
ほ かに、アヒルの肉をサクサクに揚げた「老牌香酥鴨」(138元)や、千切り茎レタスのピリ辛ゴマ風味サラダ「爽口椒麻萵筍絲」(38元)など、食べたいメニューがたくさん。
外灘から近いので、観光のついでに友人や家族と一緒に、ぜひ行ってみて。
南麓・浙里
住所:上海市黄浦区四川中路216号
電話:021-6323-1797
営業時間:11:00〜14:00、17:00〜21:00
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