イベントに参加する最大の魅力は、「生の声のやりとりがあること」。登壇者のリアルな体験談や、参加者同士で交わすコメントは、ネットや書籍で目にする言葉とは違った刺激になります。今回は、66回開催・のべ2,300名が参加したCareer Cafe Connectのイベントの中から、特に反響の大きかった今年3月に開催のコラボイベントの様子をご紹介します。
ジャーナリストから“駐夫”に転身、現在は大学教授としても活躍されている小西一禎さんをお迎えし、「男も女もラクに生きられる社会とは?」をテーマにご講演いただきました。
家族で役割を柔軟に変えながらキャリアを積む「ファミリーキャリア」という考え方に共感の声が寄せられました。海外で家族を支える駐在員パートナーにとって「今この時間は自分のキャリアの一部だ」と気付ける機会になったようです。
グローバル人材育成や国際ビジネスの分野で活躍し、多数の著書も手がける嶋津幸樹さんには、「駐在員家族が今からできる!グローバルスキルの育て方」をテーマにお話しいただきました。嶋津さんが強調されたのは、「グローカルスキル」の重要性。他言語が話せるだけでなく、自分の考えを伝える力と、異文化を理解して相手の背景をくみ取る力の両立が必要とのこと。「自分の経験を語れることが大きな強みになる」という話は、「駐在員パートナーとしての生活も、自分の言葉で語れば価値ある経験になる」と、背中を押してくれました。
駐在家族のためのオンラインコミュニティの先駆者である「駐在ファミリーカフェ」とのコラボ。PTA活動やサークル運営など現地での活動の事例を紹介し、その経験が帰国後のキャリアにどのようにつながるのかを、キャリアコンサルタントの目線で解説しました。
参加者からは「経験を言語化し、アウトプットすることの重要性に気づいた」「自分の強みを見つけるために行動を起こしたくなった」などの前向きな声が寄せられ、現地での生活をより豊かにするための気づきがあふれる時間となりました。
質疑応答やグループワーク、参加後のアンケートなどは、インプットした情報を自分のアウトプットに変える機会です。そこから運営側も皆さんの思いを受け取り、次へのモチベーションにしています。私たちは今後も、皆さんの声に耳を傾けながら、よりよい場をつくっていきたいと思います。
今後もさまざまな企画を予定しています。5月は新規スタッフも募集中!最新情報は公式サイト・WeChatグループでご覧ください。
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