女性ボディーガードという特定の相手をガードするこの職業は、過度に脚色された報道により、能力で選ぶか顔で選ぶかが新たな話題になっている。
あるボディーガード企業の担当者が興味深い現象を紹介してくれた。中国では、ボディーガードを雇用する雇用主の過半数が安全面を考慮してではなく、メンツのためだという。身近において商売相手に見せることで、交渉の場で有利なポジションに立つのだ。何を求めるのかは市場ニーズの中でのそれぞれの必要性によるようだ。
娯楽が過剰になっている今日、女性ボディーガードのトレーニングと選抜のプロセスも変質し始めている。どのぐらい注目を集めるかが女性ボディーガードのトレーニングの目的となりつつある。
中国のあるボディーガード・トレーニング・センターにおける女性ボディーガードのトレーニング風景の写真がこのほど公開された。スタイルが良く、セクシーな服装の女性6人が格闘場でコーチの指導を受けていた。インターネット利用者は、こんなトレーニングでは女性ボディーガードのトレーニングの本来の意義がなく、まるでセールスの研修だと感想を寄せている。
類似の女性ボディーガードのトレーニングはこれだけではない。江蘇衛星放送も以前、女性ボディーガードのトレーニングに関する番組を制作している。
国内のある有名なトレーニングセンターでは、これらの女性生徒はイスラエルInternational Scurity Academyの要人保護コース、イスラエルの格闘技、米国FBIの読心術、特殊偵察技術、特殊な運転、テロ対策コース、国際的なビジネスマナーといった特殊兵のトレーニングレベルの教科を学ばなければならない。ドリフトやフリークライミング、格闘など様々な過酷なトレーニングを経て、初めて卒業証書を手にすることができる。
「人民網日本語版」