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【仕事事情】「90後」が転職の主力に 長時間の残業が常態化

【仕事事情】「90後」が転職の主力に 長時間の残業が常態化 人民网日文版
2014-11-26
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导读:中国では、年末になると転職する人が増えるのが恒例となっている。今年の転職の主力は、今年就職した「90後」と呼

中国では、年末になると転職する人が増えるのが恒例となっている。今年の転職の主力は、今年就職した「90後」と呼ばれる90年代生まれの若者だ。


◎「90後」転職の理由は「将来性」と「給料」


大手就職情報サイト・智聯招聘が最近発表した「2014年秋季ホワイトカラー転職指数調査研究報告」によると、今年就職した「90後」の半数以上が転職を考えている。


同報告によると、今年の秋に転職したホワイトカラーの理由のうち、最も多かったのが「職業に将来性がない」で約56%。「給料が安い」が2位だった。就職したばかりの若者が転職する理由でも、この2つが多かった。


仕事上の将来性や給料以外に、「仕事上のストレス」「時間の面でバランスの取れた仕事に対する追求」が、若いホワイトカラーが転職する主な原因となっている。


◎大卒6割が初任給5万7千円以上を希望

中国SNS大手・人人網がこのほど、1990年代生まれの大学生約2300人を対象に就職動向を調査。国家公務員試験の受験は例年ほど人気がないことや、約6割が初任給3000元(約5万7千円)以上を希望していることが分かった。


就職先については、「国有企業」希望が最多で、以下、外資系企業、民間大企業と続いた。特筆すべきは、昨年のデータと比べると、外資系企業が同じ2位であるものの、3ポイント減となっている一方、民間大企業の比率が4ポイント上昇した点だ。


◎週4時間以上残業の業界が半数超え

北京師範大学労働力市場研究センターが中心になりまとめた「2014中国労働市場報告」がこのほど発表された。中国の労働時間の制度は少しずつ世界基準に近づいているものの、長時間の残業が常態化していることが分かった。


同報告によると、中国では9割の業界で1週間の労働時間が40時間を超え、半数以上の業界の1週間当たりの残業時間も4時間以上となっていた。都市部のデータでは、農林牧漁業を除く、全ての業界の1週間の労働時間が40時間を超えていた。そのほか、ほとんどの業界の1週間当たりの残業時間が(週40時間労働を基準に計算)3—5時間で、50%以上の業界の1週間の平均労働時間が、「労働法」が規定する「特別な需要がない企業」が遵守すべき最長労働時間44時間を超えていた。


業界別の1週間の平均労働時間を見ると、最も長いのが、ホテル業界や飲食店業界で平均51.4時間だった。以下、建築業50.2時間、住民サービス・修理業49.4時間、その他のサービス業が49.1時間と続いた。上記4業界の1週間の平均労働時間は、法律が規定している「特殊な業界」の1週間の労働時間49時間を超えている。「労働法」が規定する1日8時間という基準で計算すると、これらの業界の人々は週に平均1日の休みがあるかないかという状態になっている。


「人民網日本語版」

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开设于1998年,涵盖时政、社会、文化、科技等多领域的日语网站(http://j.people.com.cn/)
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