

メキシコ南部のオアハカ州では、毎年12月23日に年に1度の「野菜彫刻大会」が行われる。その頃に収穫される季節の野菜がニンジンのため、ニンジンを彫刻した作品がクリスマスの当日まで展示される。

スペインのカタルーニャでは、毎年12月8日にはどこの家にも木の枝で作られた赤い帽子をかぶったクリスマスの人形「カガティオ」が置かれる。家族が食事をする際にもこのカガティオに食べ物が与えられ、さらに毛布までかけられる。

サンフランシスコでは、今年すでに20回目となる「サンタクロース大集会」が開催された。子供から大人までサンタクロースに仮装した人々が毎年大集結し、街を占拠する。

ウクライナでは、クリスマスツリーに蜘蛛の巣を飾ることが現地の習慣となっている。一見奇妙に思うが、現地の伝説を聞けば、この習慣を理解できるかもしれない。昔、貧しい母親が子供と共に、暗く冷たい小屋の中に住んでいた。ある日、子供は1年を通してずっと葉が青いままの木を見つけ、クリスマスツリーにしたいと思った。だが、ツリーを飾るものなど何もない。夜、嘆き悲しむ母親を見て、心優しい蜘蛛がその痛ましい様子を見るに堪えられず、木の上に非常に美しい蜘蛛の巣を張った。翌日の朝、蜘蛛の巣は太陽の光に照らされ光り輝いていた。その日から、この母親は2度と人の助けを請うことはなかった。


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