
春節(旧正月)まで残すところあとわずかだが、家族に、友人には何をプレゼントすべきだろうか?贈り物には創意工夫が必要だ。面白いか、実用的であれば良い。お決まりのタバコ、砂糖菓子、お茶の他に、豊富と便利な暮らしをもたらしてくれるスマート製品は、家族や大切な人への、気の利いた贈り物になる。
【選択肢】誠意溢れる贈り物
◆キーワード1 健康

年越しの際には外で食事をする機会が多いが、スマート血圧計、血糖測定器を使えば血圧や血糖を測定し、健康状態を把握することができる。

両親は歳を重ねて動くことが不便になり、転倒すれば命に関わることになる可能性もある。両親に贈るウェアラブル健康管理デバイスは、安全状況をリアルタイムで把握することができる。

家庭内のきれいな空気を維持するため、空気清浄機は必要不可欠だ。基本な機能の一方で、スマートフォンで遠隔操作できるか否かも非常に重要な要素となる。小米、小蛋、豹米といった国内メーカーは、伝統的な空気清浄機によりスマートな機能を追加しようと努力している。
◆キーワード2 安全

春節の連休中には、泥棒などの事件が発生しやすい。セキュリティ機能を持つロックを使うことで、不審者の進入を防ぐことができる。

クアルコムはこのほどスマート電球を開発した。警報が鳴ると、電球から赤と青の光が閃、主人の注意を引くことで泥棒を撃退することができる。

子供が夜規則正しく寝てくれないが、春節のとき、子供部屋を離れなくてはならないことがいっぱいある。子供用のスマートベッドは子供の睡眠状況を監視し、子供がベッドから転落した時に両親に報告し、子供がトイレに入る時にナイトライトをつけることができる。
◆キーワード3 家事

親が歳を重ねるごとに、掃き掃除や床拭きといった家事に体力と腰がついていかなくなる。そこでスマート掃除ロボットが、親孝行の選択肢になる。

中国海爾集団(ハイアール)の子会社ハイアールアジアはこのほど、世界初の「手持ち洗濯機」を発売した。魔法瓶とほぼ同じで白物家電の概念を覆した。

スタートボタンを押すだけで、自動的に洗濯してくれる洗濯機は便利だが、いつ洗濯終了かわからない。LGの洗濯機は、服を洗い終えると携帯電話に知らせることができる。また洗濯エリアが2つに分かれており、服の種類や色によって分けて洗濯することが可能で、スマートかつ健康的だ。
◆キーワード4 ライフスタイル

スマートオーブンの「ブレビル」は石炭を必要としないオーブンで、室内で食べ物を焼くことができる。ビフテキ、ハンバーガー、さらにはパンケーキも調理可能だ。親戚や友人を招待し、ホームパーティにしたらいかがだろうか。

友人との集まりには、いつもと異なるムードが必要だ。照明の明度や色を調節し、部屋に音楽を流せてはいかがだろうか。

植物を好まない人は少ないが、水やりを忘れることで「植物キラー」になれば、きまりが悪いことだろう。このような悩みがあるならば、Prrotのスマート植木鉢「Pot」を試してみてはどうだろうか。
【現実】春節が終わると「節約生活」を送る 重要なのは「気持ち」
人民網が2014年実施した調査によると、回答者の30.78%が、春節期間中に、「2000(約3万4千円)-5000元」、17.05%が「5000-10000元」必要と答えた。うち、54.5%が、春節期間の支出について、「一部予算オーバーだったが、問題なし」、16.43%が「大幅にオーバーした。想定外」と答えた。
山東省社会科学院社会学研究所の李善峰・所長は、「春節期間中、メンツのためにお金を使うという状況が深刻となっている。一部の人々のゆがんだ消費や成功に対する考え方を反映している。このような状況を改善するためのカギは、認識や心の状態を改善し、真面目に物事に取り組み、誠実さを身につけたりすること」と指摘している。
社会学者の艾君氏も、「春節が終わると『節約生活』を送らなければならない人々が大量に現われる社会環境を見直さなければならない。多くの人が往往にして、金銭や権利、体裁を成功の基準にしている」と指摘している。
そして、「春節に帰省して、親戚と一緒に過ごすのに、見かけ倒しの物のために疲れてしまっては意味がない。家族や友人と過ごす時間を十分に楽しんでこそ、団欒の意義がある。たくさんのお金を使って、後でひもじい生活をするより、『気持ち』を携えて、頻繁に帰省するほうがいい」とアドバイスしている。
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