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【あの年…】中国人が海外で争うように購入した商品まとめ

【あの年…】中国人が海外で争うように購入した商品まとめ 人民网日文版
2015-03-04
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导读:春節期間中に訪日した多くの中国人観光客の買い物リストの中に、消臭や洗浄、乾燥、抗菌機能がついた温水洗浄便座が

春節期間中に訪日した多くの中国人観光客の買い物リストの中に、消臭や洗浄、乾燥、抗菌機能がついた温水洗浄便座が新たに登場した。実のところ、中国人が海外でこぞって買い物するという行動はかなり以前から見られる現象だ。中国人が海外で好んで買う商品といえば、粉ミルク、携帯、高級品など。ここでは、中国人が海外で争うように買った商品をまとめてみた。


豪快中国人旅行者が「爆買い」した商品


■日本の便座が中国人観光客に買い占められる

2015年の最初の流行語はおそらく「便座」だろう。訪日した中国人が殺到したのは、新しい機能がついた温水洗浄便座だった。便座を売るショップで、多くの中国人はほとんどブランドや価格さえ問わずに、2000元(約3万8000円)相当の便座を買い占めた。実際、中国人観光客は、便座のほかにも、多くの日本商品を争うように購入した。日本の有名ブランドの電気炊飯器やステンレスボトルも中国人観光客がこぞって買う商品だ。


毎日新聞は2月22日に「『中国マネー』、春節期間に日本列島を席巻」と題する記事を掲載し、百貨店の売上高が予想を超えて過去最高を記録し、日本列島が『中国マネー』で沸騰する中、ホテルや空港は受け入れ能力が限界に達したと報じた。


■iPhoneが発売されるたび、中国人は争うように購入

近年、アップルの携帯の販路が拡大されたことで、中国内のアップルファンが激増した。新しいバージョンのiPhoneが発売されるたび、中国人は海外で争うように購入する。アップルは、昨年9月、iPhone 6とiPhone 6Plusのスマートフォンを北米など限られた地域で先行販売した。海外メディアによると、新商品を購入するために徹夜で並んだ中国人も少なくなく、米国、カナダ、オーストラリアなどのアップルストアのほとんどが中国人によって占拠され、時には激しい口論や衝突も起こったという。


■「ルーブル」大暴落で、ロシアの高級品を買い占める

昨年12月、世界的な原油価格の暴落に伴い、ロシアの通貨ルーブルの対ドルレートも大幅下落した。ルーブルの大暴落によって、数多くのバタフライ効果(初期条件のわずかな差が時間とともに拡大し、結果的に大きな違いをもたらす現象)も引き起こされた。もちろん、中国人もこの貨幣危機に生じたチャンスを見逃さなかった。メディアの報道によると、中国人観光客はお土産の代理購入という名目で、ロシアの高級品を買い占め、各高級ブランド店の店内は買い物のためにやって来た中国人客でひしめきあったという。ロシアに在住する中国人は、「ルーブルの大暴落の影響から、現地の住民は生活物資の買い占めに走る一方、ロシア在住の外国人留学生たちは、ディオールやエルメスなど超高級ブランド品が世界で最安値となったことで、高級品の買い占めや代理購入に走った」と語った。


■ドイツの粉ミルクを買い占める

粉ミルクも中国人が海外でこぞって買う人気商品の一つだ。春節前、ドイツのフランクフルトの各大型スーパーで嬰児用粉ミルクが棚から消える現象が起こった。この主な原因は、中国人による買い占めだ。欧州で売上No1の粉ミルク「Aptamil(アプタミル)」を販売するドイツMilupa社の広報担当者によると、「我々の粉ミルクの生産量はすでに2013年の2倍となっているが、依然として急激に拡大する需要に追い付いていない」と語る。そのため、フランクフルトの多くのスーパーで、1人につき粉ミルクの購入は3缶までとする規定ができてしまった。

■海外の商業用不動産への投資

国内の不動産市場のめまぐるしい変動は、中国人の海外での不動産購入にまったく影響を及ぼしていない。最近オーストラリア政府は外国人不動産購入者に税金を徴収する法案を準備している。英フィナンシャル・タイムズによると、この目的は、中国人が大量に不動産を購入するため不動産価格が高くなりすぎると不満を述べる現地の人々の意見を尊重し、中国人を追い出すためだという。オーストラリア人のこうした不満は、米国や英国、シンガポールでも同様に存在する。


これと同時に、中国の富裕層である個人投資者が、海外不動産ビジネスへの興味を持ち始めている。米系不動産コンサルタントは、「中国人投資者は、投資の多様化の実現や株・債券以外の資産を探すため、積極的に不動産市場、特に米国、英国、オーストラリアなどの都市に着目している」と語っている。

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■理性的とは言えない買い物


世界高級品協会が発表した統計によると、中国人は春節連休中、海外で最も高級品を買う世界最大の消費層となった。海外高級品価格は、一般に中国国内の3分の1の値段で、中国人が海外に出て商品を買い漁っても十分に割が合う。海外ブランドショップやホスト国の観光業も中国人から大きな利益を得ている。


中国人が海外で豪快に商品を買う理由は、海外の商品の質が良く、価格が安いからだという人がいる。しかし、わずか約2000元(約3万8000円)の価格の便座を、わざわざ海外に行ってまで買うのは理解しがたい。しかも、メディアの報道によると、こういった機能を持つ便座は中国でもかなり前から販売されているという。さらには、日本の米5キロを1500元で購入するということは、1キロ300元(約5700円)という恐ろしいほどの価格となる。


消費行動は往々にして単純な貨幣と商品の交換ではすまない。これには、消費者の価値観や生活観、さらには個人の教養までが知らぬ間に透けて見える。一部の成金が短期間に大金を稼いだ場合、個人の資質や信仰心がそれに追いついていかず、富に存在する本当の意味を理解できていない。


シンガポール、韓国、フランス…世界各国で中国人観光客を歓迎するブームが起こっている。中国人は、世界経済を救ったが、中国人の消費価値観は己を貶めてしまった。


■「歩く財布」に別れを告げるべき


1979年、12人の外国人モデルが、北京の民族文化宮大劇院で行われた中国初のファッションショーの舞台に上った。30年前、「改革・開放」路線をとることを決めた中国人が初めて自分たちの目で見たブランドは、ピエール・カルダンだった。現在、数多くのブランドがこぞって中国に進出し、中国人のブランドに対する知識もますます深くなってきている。


海外旅行に行く人の数が増え、海外で金に糸目をつけずに買い物をする中国人観光客が、持ち帰ったものは商品だけで、他国からのさらなる尊敬は持ち帰れなかったようだ。西側メディアは中国人の消費能力を認めると同時に、「多くの中国人消費者が購入したのは商品だけで、品位は購入できなかったかもしれない」と評した。便座、電気炊飯器、電動歯ブラシなどの関連製品をこぞって買う現象は、この印象をさらに強める結果となっている。


中国の研究機関の推計によると、昨年中国人がブランド物を消費した額は1060億ドル(約12兆6800億円)に達し、世界の消費総額の46%を占めた。そのうち、海外での消費は810億ドル(約9兆6900億円)に上る。


活気づく海外での消費に比べ、国内消費は理想どおりとは言えない状況となっている。春節期間の中国国内の小売売上高の伸び率は年々減少している。2014年の小売売上高は前年同期比13.3%の増加で、2005年の統計以来最低の水準となった。


ここからも、「中国人の海外における消費ブーム」の現象がますます激しくなるのは、国内消費の需給関係のねじれを反映している、ということが容易に見て取れる。これは経済の新常態を背景にして、巨大な消費潜在力をいかに国内に留めて解放させるかに対する、一種の警告であり、叱咤激励でもある。


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