《日本蓝皮书（2015）》发布会暨日本形势研讨会今日在京举行。蓝皮书认为，2015年，中日关系的走势将在双周期因素的作用下呈现两面性、阶段性特点。
「日本青書（2015）」発表会ならびに日本情勢シンポジウムが北京で開催された。青書は「2015年に中日関係の趨勢は2つの周期要素の影響で二面性、段階的という特徴を呈する」と指摘した。
蓝皮书指出，现阶段中日关系受到大小两个周期的影响，异常复杂。从现实小周期看，继小泉顽固参拜靖国神社之后，2012年日本政府“国有化”钓鱼岛所引发的冷战后中日矛盾的第二波集中爆发，在经过爆发期、扩散期和相持期之后，开始进入“收口”阶段。而从历史大周期看，中日关系正在从近代以来“日强中弱”的格局向历史的常态回归，正处于“战略错肩”的过程之中，调整不可能一蹴而就，需要用十几年、几十年的时间同步完成战略的磨合、利益的调整以及心理的调试。正是在这样一种复杂背景之下，安倍内阁对华政策表现出自相矛盾的两面追求：既想从中国的发展中分一杯羹，借助中国市场拉动“少子老龄化”影响下的国内经济，又要在安全上对华防范与牵制。而从主观战略意图看，安倍内阁刻意渲染、利用“中国威胁论”，用以引导国内舆论支持其“强军”路线，这势必进一步加深中日之间的战略互疑，使两国关系更难以实现根本改善。2015年，安倍对华政策的上述两面都会有所加强，中日关系将加速进入深度博弈与深度合作并行的常态。
青書は「現段階の中日関係は大小2つの周期の影響を受け、非常に複雑だ。現実の小周期から見ると、小泉氏が頑なに靖国神社を参拝した後、2012年に日本政府の釣魚島（日本名・尖閣諸島）『国有化』によって冷戦後の中日摩擦の第二波が集中的に勃発。勃発期、拡散期、対峙期を経て、『癒合』段階に入り始めた。一方、歴史の大周期から見ると、中日関係は近代以来の『日強中弱』構造から歴史の常態へと回帰しつつあり、『戦略のすれ違い』の過程にある。調整を一挙に行うことは不可能で、十数年、数十年の時間をかけて戦略のすり合せ、利益の調整、心理の調整を同時に完成する必要がある。まさにこうした複雑な背景の下、安倍内閣の対中政策は自己矛盾する二面的な追求を示している。中国の発展の利益にあずかり、中国市場の助けを借りて『少子高齢化』の影響下の日本の国内経済を牽引することを望む一方で、安全保障面では対中警戒・牽制を図っている。主観的な戦略的意図を見ると、安倍内閣は『中国の脅威』を入念に誇張、利用して、自らの『軍事力強化』路線に対して国内世論の支持を取りつけようとしている。これが中日間の戦略面の相互疑念を一層深め、両国関係の根本的改善を一層困難にすることは必至だ。2015年に安倍氏の対中政策のこの2つの面はいずれも多少強化され、中日関係は深い競争と深い協力が並行する常態へと加速的に入っていく」と指摘。
蓝皮书认为，2015年，中日落实四点原则共识、磋商建立危机管控机制有望取得进展，钓鱼岛海域空域“擦枪走火”的危险性会进一步降低。中日在多双边领域的经贸、金融、节能环保合作以及民间、政党、地方交流将得到恢复与发展，借由国际多边场合的高层接触可望增多，国民情绪的对立将会有所缓解。但是，另一方面，中日关系改善的基础目前依然脆弱，至少在上半年，政治关系的明显改善尚不可期。在2015年8月15日战败投降70周年之际，日本官方、政界在历史问题上何去何从，计划中的“安倍谈话”在何种程度上继承抑或阉割“村山谈话”，将直接影响下半年及今后一个时期中日关系的走势。
青書は「2015年に中日間の4つの原則的共通認識の実行、危機管理メカニズムの協議・構築は進展が見込まれ、釣魚島海空域での偶発的な武力衝突の危険性はさらに下がるだろう。中日間の多国間、二国間分野の経済、貿易、金融、省エネ、環境保護協力および民間、政党、地方交流は回復・発展し、国際的な場を借りたハイレベル接触は増加が見込まれ、国民感情の対立は多少緩和するだろう。だが一方で中日関係改善の基礎は依然脆弱で、少なくとも上半期に政治関係の顕著な改善は期待できない。2015年8月15日の敗戦・降伏70周年に当たり、日本の政府、政界が歴史問題でどのような姿勢をとり、計画中の『安倍談話』が『村山談話』をどの程度継承または骨抜きにするかは、下半期および今後一定期間の中日関係の行方に直接影響する」との認識を示した。
本微信号内容均为人民网日文版独家稿件，转载请标注出处。
