
就職活動のシーズンを迎え、オンラインでエントリーし、企業説明会や筆記・面接試験に駆け回る大学生たちは、ほっと一息つく暇もない。そこで、皆さんが知りたいことについて、ニュースから仕事の情報としてまとめてみた。皆さんのご参考になれば幸いである。
【給料につい】「新一線都市」の平均月収が北京や上海を猛追撃

中国では春節(旧正月、今年は2月19日)後となる3月と4月、各企業が新計画を実施したり、「従業員の入れ替え」や春節前に辞めた従業員の補充を行ったりするほか、新たなチャンスを求めて転職する人が急増するため、職業紹介機関が大混雑となる。
関連のデータによると、上海や北京などの給与は依然として上位となっているものの、杭州市(浙江省)や重慶などの「新一線都市」の給与も大きく上昇し、求職者にとっては魅力が増している。
求職サイト・智聯招聘がまとめた春節後2週間の統計によると、平均月給が最も高いのは「一線都市」で6518元(約12万3800円)で、新一線都市(杭州、天津、成都、重慶、蘇州)の5889元(約11万1900円)を約600元上回った。二線都市、三線都市の平均月給は5393元(約10万2400円)だった。
平均月給が最も高い都市は、上海で7108元(約13万5000円)。以下、北京6585元(約12万4000円)、深セン6285元(約11万9400円)と続いた。4位の杭州市は6131元(約11万6500円)で、広州市(広東省)を上回った。
【勤務時間について】勤務時間最長は北京

中国家庭金融調査・研究センターが発表した報告から、勤務時間が長ければ長いほど幸福度は低下することが明らかになった。
ビジネス向けSNS「LinkedIn(リンクトイン)」はこのほど、「2014年中国キャリア発展満足度報告」を発表した。報告によると、勤務時間が最も長いのは北京市民だった。
睡眠時間については、北京の会社員のうち、「5時間から6時間」と答えた人は32%と、他の都市より睡眠時間が少ない傾向があった。また、週あたりの平均勤務時間が「60時間から80時間(1日平均12時間から16時間)」と答えた人は17%と、全国トップだった。
【通勤時間について】通勤時間、最も長いのは長春

中国中央テレビ(CCTV)財経チャンネルが3月2日に発表した「中国経済生活大調査」のデータによると、中国国内で、通勤時間が最も長い都市は長春だった。北京・上海・広州・深センはトップ10から外れた。
【休暇について】有給休暇の日数、外資系企業は中国国有企業より多め

求人サイトを運営する前程無憂がこのほど行った、有給休暇に関する調査の結果によると、外資系企業が提供する有給休暇は寛容的だ。有給休暇が10-15日と答えた人のうち、外資系企業で働く人は68%を占め、15日以上とした人のうちでは66%を占めた。一方、国有企業の有給休暇は最も短く、有給休暇が10-15日と答えた人のうち、国有企業で働く人はわずか5%、15日以上とした人のうちでは18%を占めるにとどまった。
【業界について】人材を最も必要としているのは、インターネット業界

求職サイト・智聯招聘がまとめた春節後2週間の統計によると、人材を最も必要としているのは、インターネット業界。以下、不動産業界、金融業界と続いている。
その他、経済の新常態における産業のモデルチェンジを背景に、春節後、第三次産業も活気を増しており、教育や貿易、コンサルティングなどの業界が、必要な人材が多い業界トップ10に入っている。
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