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【踊れ】広場舞代表曲に全国版振り付け 日本人が広場舞を踊らない理由は?

【踊れ】広場舞代表曲に全国版振り付け 日本人が広場舞を踊らない理由は? 人民网日文版
2015-03-25
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导读:中高年女性が夜な夜な広場に集まり踊り出す――。中国で、健康づくりとしてそんな「広場舞(広場ダンス)」がはやっ

中高年女性が夜な夜な広場に集まり踊り出す――。中国で、健康づくりとしてそんな「広場舞(広場ダンス)」がはやっている。


広場舞とは、中国各地の公園や広場で音楽に合わせて踊るダンスの総称。健康維持やダイエットを気にする中高年女性の間で絶大な人気がある。特に決まった様式はなく、農村に伝わる伝統的な踊りから、社交ダンスやジャズダンス、少数民族風のものまで様々で、個人が好みのグループに入って踊る。


費用もほとんどかからず、楽しく体を動かせるため、激しい運動が難しい中高年にとって、広場舞は絶好の娯楽になっている。


そして、中国全土に熱狂の嵐を巻き起こしている広場舞の代表曲の振り付けは、今後全国的に統一される。


「小さなリンゴ」など広場舞12曲に全国版振り付け

「小さなリンゴ」や「最炫民族風」などの広場舞(広場ダンス)代表曲は、中国全土に熱狂の嵐を巻き起こし、ついには「春晩」(春節<旧正月>の国民的年越し番組で、日本の紅白歌合戦に相当)にも登場した。今後これらの曲の振り付けは、各地が独自に編み出したものではなくなり、科学的に構成され、人々にポジティブなエネルギーをもたらす全く新しい振り付けに全国的に統一される。


国家体育総局が23日に開催した「2015年全国広場フィットネスダンス活動発表会」において、主催者側は、広場ダンス12曲を厳選し、各年齢層に適した、専門家によって科学的合理的に構成された、誰でも簡単に覚えられる振り付けを各曲につけ、全国規模で普及と研修を進めていく計画を明らかにした。この12曲には、国民にお馴染みの「小さなリンゴ」や「最炫民族風」も入っている。


国家体育総局宣伝司の温文副司長は、発表会において、「公園から広場へ、広場から春晩の舞台へ、国内から海外へ、小さな子供から高齢者まで、広場ダンスは、中国国民の間で最も普及しているフィットネス活動のひとつになっている」と述べた。


また、主催者によると、厳選された12曲以外にも、今年、全国規模でオリジナルの広場ダンス曲を募集するほか、全国的な広場ダンス上演イベントを開催する計画という。

発表会では、プロのダンサーが春晩で登場した「小さなリンゴ」と「最炫民族風」のミックス版「最炫小リンゴ」を踊り、喝采拍手を浴びた。


広場ダンスの振り付け専門家は、「実際のところ、各年層別に、それぞれに適した広場ダンスの振り付けがある」と指摘。また、あるダンス講師は、広場ダンスに相応しい振り付けとして、〇簡単な動き〇年齢に応じた運動量〇誰にでも親しみやすく、元気が出るような音楽〇ポジティブなエネルギーが広がる踊り〇34回学習すればマスターできる簡単な振り付け、の5点を挙げた。


日本のおばさんはランニングに夢中


現在、中国のおばさんは「広場舞」を踊り、日本のおばさんはランニングに夢中になっている。同じ年齢層でも、両国には異なる健康文化が生まれている。ちなみに日本のランニング愛好者の中では、現在20~40歳の女性が一番多い。


■日本のランニング文化は女性から起こった


日本にはランニング文化が根付いている。どの日本人の周りにもランニング愛好者はかならず存在し、ランニングブームはすでに40年近くも続いている。上海のマラソン大会に何度も参加している日本のマラソン愛好者の松野さんは、「第2次世界大戦が終わった後、日本は奇跡的な経済発展を遂げた。しかし、1980年代頃から多くの中年層、特に家庭の主婦のストレスが大きくなった。主婦たちは最初の頃は暇な時間にランニングをして、溜まっているマイナスの感情を発散させていたが、徐々に走ること自体が健康や気持ちの上で極めて大きなプラスの影響を及ぼすことに気付いてきた」と語る。松野さんの母親もそのうちの一人だったという。


日本の元テニスプレイヤー、毎年マラソン大会にも参加している伊達公子さんは、「日本のランニングブームの初期は女性中心だったこともあり、日本人女性にはランニングの伝統がある。男性は、後になって、徐々に参加するようになった」として、日本のランニング文化の発端は女性にあるという見方を示した。また、「日本人、とくに女性は『忍耐力』に優れている。忍耐力と意志力が最も直接的に影響するスポーツであるマラソンはまさに日本人女性に適している」と語る。

■一般の人から皇太子までランニング好き


日本では、毎日、皇居の外周を走るランニング愛好者は4、5千人を超えているほか、東京マラソン大会を見たり、応援したりする人々は116万人以上にも達している。


一般の人だけでなく、皇太子もランニング愛好者だ。55歳の皇太子は毎月100キロ以上を走り、フルマラソンを4時間30分以内で走る実力があると報道されたことがある。

日本人が走ることが好きな要因について、シンガポール華字紙「聯合早報」の日本人評論家・橋本隆則氏は、「あきらめずに目標に向けて走り続ける精神は、我々の精神だ」として、「耐えて、耐えて、耐えて、がんばって、がんばってさらにがんばる。これが長距離走競技の特徴であり、まさに日本人の特徴でもある」と語った。


■日本人はどのぐらい走ることが好きなのか?


日本人はいったいどのぐらい走ることが好きなのか?人気作家・村上春樹のエッセイ集「走ることについて語るときに僕の語ること」を読まなくても、4月8日に開業する成田空港「第3旅客ターミナル」に行く機会があればおのずとわかるだろう。ランニング好きの日本人は第3旅客ターミナルの通路に陸上競技場のような青いゴムチップの床に白線で仕切ったレーンの床面表示を取り入れているのだ。東方早報が伝えた。


日本のメディアによると、この陸上トラック式の床面表示は第3ターミナルの入り口から国際線の搭乗ゲートまでの約500メートルに及び、搭乗者が迷子にならないように、搭乗口まで誘導するのが目的だという。


成田国際空港LCC専用ターミナルビル供用準備室の仲田雄一マネージャーは、「遅刻してしまった旅客が搭乗口まで走るのに便利」と笑顔で冗談を語った。また、成田国際空港の職員は、「搭乗ロビーではやることがなく、たいくつしている人が大勢いる。この陸上トラック式レーンがあれば、走ることが好きな人がここで身体を動かすこともできる。冷たいイメージだった空港が親しみやすくなる」と説明した。


日本のおばさんはなぜ「広場舞」を踊らないのか

広場舞は中国のおばさんたちにとっては手放せない楽しみのようだ。となると、気になるのは他国。例えば日本のおばさんたちはなぜ広場舞を踊らないのだろうか。中国では高齢の女性は働かないのが常だが、少子化で苦しむ日本ではそうはいかないようだ。今やおばさんは日本のサービス業にとっては欠かせない労働力。コンビニやスーパー、レストランなどいたるところで見かけることができる。


日本はさらに女性の活用を図る方針。安倍晋三首相は9日、女性のトラック運転手「トラガール」、土木技術者「ドボジョ」と官邸で面会。「女性ならではの丁寧な仕上げで頑張ってほしい」と激励した。


付録:【動画】全国版振り付けをつけた「小さなリンゴ」



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