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【比較】大学ランキング 中国は本当に日本を超えたのか?

【比較】大学ランキング 中国は本当に日本を超えたのか? 人民网日文版
2015-07-16
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导读:毎回、大学ランキングが発表されるときには、いつも熱い論争が巻き起こる。このほど、権威のある英国の情報誌「タイ

毎回、大学ランキングが発表されるときには、いつも熱い論争が巻き起こる。このほど、権威のある英国の情報誌「タイムズ・ハイアー・エデュケーション」で2015年度アジアの大学ランキングTOP100が発表された。中国の大陸部の有名校は合わせて21校ランクインし、初めて日本を上回ってアジアのTOP100大学の最多保有国となった。中国大陸部の有名校は現在アジアのどのレベルなのか?我々は本当に「アジアナンバー1」になったのか?


■大陸部のランキング入りの歴史三年で3つの飛躍


「タイムズ・ハイアー・エデュケーション」は老舗の教育研究出版物で、2004年11月より、いくつかの機関と連携して大学ランキングの発表を開始した。2010年からは単独で世界大学ランキングを発表後、QS世界大学ランキングと世界大学学術ランキングと共同で世界三大大学ランキングと認められ、最も影響力を持っている。


「2015年度アジアの大学TOP100」は2013年から開始され、その年に日本はTOP100に入った大学の数が22校、中でも東京大学は1位という輝かしい成績を収め、ランキングトップになった。台湾地区は17校が圏内に入り2位、中国大陸部は15校が圏内に入り3位にとどまった。


2014年、日本は依然として大学TOP100において数では首位をキープしていたが、昨年の22校から20校に減少した。中国大陸部は18校で第2位、韓国は14校がランクインし3位だった。「タイムズ・ハイアー・エデュケーション」の編集者で、アジアの大学ランキングの編集長を務めるフィル·ビーティー氏はこの1年のデータ分析から今後の情勢の変化を予測した。「日本は依然としてアジアの高等教育と研究のリーダーだが、この地位は長くは続かない。今まさにリーダーの座を失いつつあり、中国と韓国が急速に追い上げてきているとデータがはっきりと示している」と話す。


案の定、2015年には中国の大学が21校ランキングされ、着実にトップに躍り出た。


■量VS質


まず、最も注目を集める「TOP 10 」の大学の中で、中国大陸部、日本、韓国、シンガポール、香港地区がそれぞれ2席を占めた。


11-30位では日本3校、中国2校、香港地区3校、韓国4校と韓国が一番多かった。中国大陸部が日本に僅差で及ばなかった。


31-50位のランキングでは、大陸部は6校で一番多く、続いて日本の4校、香港地区と韓国はそれぞれ1校のみだった。51-100位の中では、大陸部が11校、日本は10校、韓国は6校。国家金融情報センターの韓顕男研究員は「TOP100の各階層の分布から見て、大陸部の大学は数においても質においても劣らず、ある程度の優位性さえ持っている」と分析する。


■継続的に教育に力を入れることで最終的に収穫がある


中国大陸部の大学が全体的にレベルが上がったことについて、ビーティー氏は中国の高等教育への投資に起因するものだと見ており、「中国の研究、開発費用を含めた高等教育への投資は2011年以来毎年18%増加しており、現在、この投資は非常に良い見返りを得たようだ」と話す。


両国を比べてみると、日本の教育業界は財政圧縮の影響を受けている。このほかにビーティー氏は「資金削減に加え、保守主義、自己満足やグローバルへの抵抗感が日本に影響している」と強調した。2015年のアジアの大学ランキングの中で、ランクイン数は低い数字を保っているものの、ランクインした日本の多くの大学が下降線を示している。

アナリストによると「中国大陸部の大学がアジアのランキングで上昇し続けるのは、外国人留学生が中国への留学をより多く希望するのもあり、中国は日本に代わり外国人学生の留学受け入れ先になった。ビーティー氏は「アジアはヨーロッパ、北アメリカに続いて高等教育のスター地域になった。「タイムズ・ハイアー・エデュケーション」の世界大学ランキングコラムの最新資料によると、アジアの多くの一流大学は西洋の一流大学と互角に渡り合っている。中国はまさにこの地域のリーダーであり、学術分野への地道な継続的投資とグローバル化への発展的戦略は積極的な影響をもたらす。このことはその他のアジアの国が学ぶに値するモデルだ」と語った。


当然、中国の大学には論文の量と質のバランス、教育と研究のバランスなどにおいて、依然として満足に値しない問題が存在している。ビーティー氏は「中国の教育における需要と供給バランスには依然として問題を抱えている」と指摘する。


関係者は「我々の教育はいまだ様々な問題が残っているが、それは成長過程においての苦悩としてみることができる。こうした第三者からのランキングとデータ統計は、我々により多くの自信を与えてくれるかもしれない」とみている。


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