

18日、日本のベテラン俳優・西田敏行さん(67)が新浪微博(ウェイボー)のアカウントを開設し、中国のファンにあいさつしているという書き込みが、微博で約2万回転送されるなど、話題になった。また、中国のファンにその誠意が伝わる内容だったため、ネットユーザーも歓喜に沸いた。ただ、そのアカウントは西田さん本人が開設したものではないことが分かった。
実際には、このアカウントは、日本に行って本人に会ったこともあるという西田さんの大ファンが開設したものだ。西田敏行の所属事務所の小林社長は、「そのアカウントは、西田本人が開設したものではなく、事務所公認のアカウントでもない。もし、中国メディアが宣伝してくれるというならうれしいし、ファンの方が微博で宣伝してくれているというなら、とてもありがたい」とコメントした。
中国のファンが日本に行って西田さんの熱いもてなし受ける
西田さんは、日本を代表する名俳優で、日本俳優連合の理事長も務めている。そして、67歳になった今も役者として大活躍しており、昨年だけでも9本のドラマに出演した。
では、このファンはなぜ西田さんの名前で微博のアカウントを開設したのだろう?同ファンによると、西田さんのファンになって長く、あまりに好きなため、西田さんのマネージャーに何年もメールを送り続けていたという。そして、最近になって、マネージャーから返信があり、なんと、日本に行って西田さん本人と会うことができただけでなく、一緒に食事をしたり、ロケ地に行って撮影の様子を見たり、さらには西田さんの亡くなった両親の家に泊まらせてもらうなど、熱いもてなしも受けたという。
アカウントはファンが開設西田さんの代わりに中国で宣伝
このファンが西田さんに微博について説明すると、このファンが代わりに、西田さんの最新の撮影情報や仕事日記、出演したテレビ番組、ニュースなどを中国語に翻訳して、微博に投稿することを快諾してくれたという。その他、アカウント開設により、中国でのドラマなどの出演の機会を探ることもでき、良い話があれば「引き受ける」との見方を示したという。同ファンは、西田さんに話した内容に基づいて、同アカウントを運営し、年末の西田さんの誕生日の時に、日本に行って、その成果を誕生日プレゼントとして西田さんに送りたいという。
その点、西田さんの所属事務所は、「微博のアカウント開設は、確かにそのファンの方が西田と食事をした時に話したこと。ただ、そのアカウントは、西田本人が開設したものではなく、事務所公認のアカウントでもない。もし、中国メディアが宣伝してくれるというならうれしいし、ファンの方が微博で宣伝してくれているというなら、とてもありがたい」とコメントした。また、中国にたくさんのファンがいることを知り、「応援してくれているすべてのファンに感謝したい。その微博のアカウントは、中国ファンと交流できる西田の「中国ファン後援会』のような存在と見たい」とした。一方、中国で高い人気を誇っているため、本人がオフィシャルアカウントを開設することについては、「様子を見る」とするにとどまっている。
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