
「民族的なものほど、世界的なものとなる」と言われ、外国人が中国に来て最も興味を示すものほど、中国の特色を持つものだ。以下の中国の要素トップ9は、外国人が「中国」と聞いてすぐに思いつくものかもしれない。
NO.1 中国画

中国画は、中国特有の毛筆、水墨、顔料などを使って描かれ、特に「意境」(主観的な感情や理念を客観的な事実や景観に融合した表現)を重視する。シンプルな色とタッチだが、色彩豊かな油絵よりも、深みがある。
NO.2 青花磁

さわやかで上品な青花磁には、多種多様な文字や図柄、落款が描かれる。
NO.3 胡同(フートン)

北京に来る外国人が最も興味を示すのは、高層ビルでも広い道路でもなく、中国らしい雰囲気がただよう細い路地・胡同だ。北京の胡同の起源は、元(1271-1368年)の時代にまでさかのぼり、最も多い時には6000本以上あった。厳密に言うと、南北のやや広い道は「街」と呼ばれ、東西の細い道が「胡同」と呼ばれる。
NO.4 北京ダック

北京ダックは、世界中で知られ、約600年の歴史を誇る。「世の中で最もおいしい料理」とも言われ、清朝(1644-1912年)には宮廷料理として採用された。
NO.5 中国カンフー

アクション俳優・李小龍(ブルース・リー)や成龍(ジャッキー・チェン)を通して、中国カンフーはアジアで人気となり、その人気はハリウッドにまで波及した。米国各地にも武術学校が数多くあり、中国カンフーを習う外国人も非常に多い。
NO.6 故宮

北京の人気観光スポット・故宮は、いつでも多くの観光客でにぎわう。友人や家族と共に来る外国人は、故宮で、単なるアートではなく、中国古代建築士が吹きこんだ歴史を体験している。
NO.7 中国の伝統楽器

外国人にとって古筝や二胡、琵琶などは、中国の伝統楽器の代表だ。
NO.8 チャイナドレス

チャイナドレスの起源は満州族の女性の伝統衣装。1930年代に上海で流行した。その美しいラインと、オシャレなデザイン、独特の雰囲気は、上品でさわやかな中国の女性のイメージとマッチ。20世紀前半の中国の都市に住んでいた女性特有のオシャレで優雅な雰囲気を醸し出している。
NO.9 お茶と茶芸

中国のお茶は長い歴史をほこり、その品種も多種多様。中国人はお茶を飲むのが大好きで、その味にもこだわりがある。茶芸とは、字義的には、お茶の品評やお茶を入れるのを鑑賞することで、優雅な環境でお茶を飲むという雰囲気を味わう。
本微信号内容均为人民网日文版独家稿件,转载请标注出处。


