
世界各地を旅行する時の一番の楽しみと言えば「食事」。ただ、外国に行く時には、現地の習慣、特にテーブルマナーを守る必要がある。中には、思いもよらないテーブルマナーがある国もある。以下に、10カ国のユニークなテーブルマナーを紹介する。
■タイ:床に座って食事 足の裏が他の人に当たらないように

タイの人々は床に座って食事をする。ただ、足の裏が他の人に当たらないように注意が必要だ。菩薩(ぼさつ)や国王の像の前では頭を下げなければならない。
■韓国:年長者のおかずを先に盛る

韓国人の家に食事に招かれても、それほど時間を気にする必要はない。30分遅れて行っても、失礼とは思われない。ただ、食事をする時は、年長者のおかずを先に盛るのがマナー。食事開始の合図でもある。
■日本:麺類を食べる時は音を立てるのがマナー

外国人からすると、日本には細かいテーブルマナーがある。ただ、麺類を食べる時は例外。日本人は麺類を食べる時、必ずと言っていいほど、「ズルズル」と音を立てる。外国人旅行者も郷に入れば郷に従い、音を立てて、作ってくれた人に感謝を示すのがいい。
■フランス:食べる前に調味料足すとマナー違反

フランスでは、味見をしないうちに、調味料を足すと、コックに対して失礼と見なされる。また、食事が中断してしまうことがないよう、食事の時は携帯の電源を切らなければならない。
■カナダのイヌイット族は食事後にげっぷ

カナダのイヌイット族と食事をする機会があれば、食後にげっぷをすると喜ばれる。げっぷは感謝を表す方法と見られている。
■フィリピン:「待つ」が鍵

フィリピンで「良いゲスト」となるためには、待つことと相手の言うとおりにすることを学ばなければならない。座るように言われてから、指定の場所に座り、開始を告げられてから、食事を始め、おかずを足したい時も、相手が足してくれるまで待つというのがマナーだ。
■ロシア:ウォッカを断ってはいけない

ロシア人は非常にもてなしの精神にあふれ、ウォッカを出されても、断ってはいけない。男性の場合、一口で飲み干さなければならない。女性はその必要はない。祝杯の時は、相手から目を離さないというのがマナーだ。
■アフガニスタン:ゲストが料理の一口目

アフガニスタンでは、ゲストが料理の一口目を食べる。一番たくさん食べるのも、家のドアから最も遠い位置に座っているのもゲストだ。
■エチオピア:料理を手でつかみ相手の口に入れる習慣

エチオピアには、料理を手でつかみ、ゲストの口に入れて食べさせるガーサという習慣がある。肉汁などを含む料理の場合、不衛生と感じるかもしれないがこれもマナーの1つ。まず、隣の人にまず食べさせてから、他の人に食べさせる。
■レバノン:ゲストが来ると料理がどんどん出てくる

歓迎の思いと、もてなしの思いを表すため、レバノン人はゲストと食事をする時、料理を何度も運んでくる。食事の時間が長いほど、歓迎の思いが強く、ゲストが料理を楽しんでいることの表れともなる。
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